祝☆酒仙堂6周年
全国の酒仙堂ファンの皆さま。
奈良町の古書店、酒仙堂さんはこの2月で6周年を迎えられました!
・・や、わかってますよ。
智林堂関係者の私がこういうことを書くのもおかしなものです。
でも、あくまで、いちファンとして。
心よりお祝い申し上げます。
今までに何度ぐらいお邪魔したことになるのかなあ。
初めて伺った時のことも覚えています。
その時の客は私ひとり。
「良かったらまあどうぞ」と言われて奥の畳部屋まであがらせていただき和菓子とお茶をごちそうになったのでした。
人見知りで社交性ゼロな私にしては珍しいことなんですよ。
でもなぜか、何も気構えなくていいような、何も繕わなくていいような。
そんな空気で包まれていて。
その時以来、私にとっては大事なお店なのです。

そして、そう感じるのは私だけではありませんでした。
年齢も職種もさまざまな、この場所に惹かれてつどうお客さんたち。
少しずつ知り合うようになって、びっくりすることに、その顔ぶれがまたすごいんですよ。
ある道を極めたようなかたが多くて。
でも狭い奈良のこと、どこかに共通点があるもので。
すぐに仲良くなれるのです。
お酒を酌み交わしながら、自分の知らない世界のお話を聞かせていただく楽しい時間。
1時間、2時間があっという間の、時を忘れる不思議なお店。

あ、でも実は決して飲み屋さんでもなく集会場でもなくて、古本屋さんなのですよ。
私もついつい忘れてしまったりして。
常連のみんながみんな本は買わずに「じゃ、また」と帰ってゆくという。
これまた酒仙堂の不思議。
2月中は6周年記念ということで、一部商品の半額セールをされてます。
一部といってもかなりの数ですよ。
この機会に皆さま、2月の土・日・祝はぜひ酒仙堂へ。
開店時間は「昼頃から夕方まで」です。



# by nara-chirindo | 2010-02-07 21:59 | 智林堂にて | Trackback | Comments(5)
豆まきドキュメント
本日、節分です。
あちこちのお寺で豆まき行事があるから、どこに行こうか迷うところ。
いつもは店番帰りに元興寺だったけれど、今年は東大寺二月堂へ。

1:20 二月堂到着。
豆まき役の年男・年女さんたちが慌ただしく記念撮影中。
まだ舞台に上がれます。
見おろすと、こんな感じ。
手前の方にシートを敷いて場所取りしているかたも見えますねえ。
何時ぐらいから来てはるんかしら。。。

1:30 陣地確保。
舞台下の斜面は段々になってまして、全部で五段ほど。
そこの三段目あたりのはじっこをかろうじて確保。
せめて1時ぐらいに来ればもっと上に行けたかも。
でもこの段々、落差がけっこうありますのでね。
高いところに居るほど危険度も増します。
奈良県警からも再三の注意が。
たしかにこれは平地の元興寺に比べたらかなり危ないですわ。
お子さんや年配のかた対象に、手渡しで福豆&福鈴を配るコーナーも設けられています。
危険もなく確実に手に入るとのことで、そちらにも長い行列ができていました。

2:00 読経開始。
そうなんです。
2時と同時に豆まき開始かと思いきや、法要が終わってからなのですね。

2:10 読経終了せず。
初めは神妙に手を合わせたりしていた皆さん、次第にじりじり。
マイクを通しているのでしょうか、朗々と響くありがたいお経。
もうすぐ、もうすぐ。

2:15 ようやく。
舞台上の用意も整い、豆まき役さんのご紹介。(←誰も聞いてない)
さ、福よ来ーい!
遠いよぅ〜〜。。。
それなりの秩序の保たれていた列が一気に崩れ、より上へ、より真ん中へと人波が殺到。
こける、滑る、奪い合う、もうわやくちゃ。
豆だけではなくパン、お菓子、鈴などいろいろまかれます。
私のお目当ては福鈴。
鈴、鈴、飛んでこないかな〜。

2:30 豆まき終了。
・・・戦果ですか?
ゼロですよゼロ!
一回だけ指先をかすめたけれど、はじいて、落ちて、あっちゅう間にどなたかの手に。
どんくささ全開。
すごい人は袋に一杯ゲットしてるというのにね。

自分めがけて落ちて来るものを鮮やかにパシッとつかめたら、すごく気持ちいいんだと思うんですよ。
それを全部が全部目の前で奪われて、やや欲求不満。
元興寺の豆まきは3時からだから、そっちも行っちゃうか?
豆まきのハシゴしちゃう??
殺気立った気持ちでいるところに、涼やかな声で私の名を呼ぶひとが。
「取れなかった?じゃあこれあげる♪」って。
一番後ろで、慌てず騒がず冷静に慎ましやかに様子を見守っていらっしゃったしをんさん
ふたつばかり、目の前にころころ〜っと鈴が転がってきたそうな。
・・反省。
がつがつと欲張っちゃいけないんですよ。うん。
福は人を押しのけて手に入れるようなものじゃなかったですね。
ありがとうしをんさん。
自戒をこめて、大事にします。

さらにさらに、大変美しい和菓子もいただいてしまったのでした。
入江泰吉の「美の究極は花である」という言葉があるけれど。
その「花」を写しとった和菓子もまた、お菓子の中の美の究極かも。
食べてしまうのがもったいないとはまさにこのこと。
本当にありがとう、しをんさん。
しをんさんは椿の花のようなひとです。

# by nara-chirindo | 2010-02-03 18:49 | 奈良 | Trackback | Comments(12)
それぞれの雪の朝

# by nara-chirindo | 2010-02-02 21:10 | 我が家 | Trackback | Comments(2)
雨でも歩く奈良
濃霧だろうと、小雨が降ろうと。
ヒマさえあれば、もちろん行きます。
鹿寄せin飛火野。
先週から、またまた始まっていますよ。
本日ホルン吹きを担当した愛護会のお姉さんは、なかなかトーク上手。
鹿の生態などを説明しながら笑いも取っていました。
お姉さんのまくドングリをひたすらぼりぼりごりごり。
10分ほどで綺麗になくなって、そのまま流れ解散。
何度見てもそのたびに面白いのはなぜなのでしょうね。
また来ます。
鹿寄せは3/6(土)まで飛火野にて毎日、午前10時から。

では本日もうひとつの目的地、東大寺二月堂へ。
節分の前に、福豆をいただきたかったのでした。
この三角形がかわいくて。
そろそろ残り少ないようです。
2/3の豆まき行事にも一度行ってみたいなあ。

帰りは裏参道から。
人気のこの道も、雨の日は静かでしっとりとした風情。
ただし、濡れた石畳はつるんつるんに滑るから気をつけて歩かなければ。
完治間近の尾てい骨に、再びヒビを入れるわけにはいきませぬ。

さてどうやら本降りになってきました。
もっと歩くつもりでしたが、実は傘を持っていませんでして。
お腹もすいてきたことだし、予定変更。
県庁食堂にて念願の「大和肉鶏親子丼」をいただいて、今日の奈良散歩は終了です。
ごちそうさまでした♪

# by nara-chirindo | 2010-02-01 16:16 | 奈良 | Trackback | Comments(6)
おとしもの
どなたか、お心当たりはありませんか。

本屋での手袋の忘れ物は多いんです。
つけたままではページをめくれませんものね。
ほとんど無意識に両手から外して、脇にはさんでおいて、「あっ、こんなところにあの本が!」なんて数歩移動したらもうポロリと。
音もなく。
その情景が目に浮かぶようです。

それほどに強く意識を惹き付けてしまう力が、本にはあるということかもしれませんね。

# by nara-chirindo | 2010-01-29 22:52 | 智林堂にて | Trackback | Comments(11)
花ひらく
まったくの私事で恐縮なのですが。
本日、うちの家族にとっては大変嬉しい知らせが届きました。
この一年間、やれるだけのことはやり、大丈夫きっと大丈夫と祈る思いでいて、ぽっきりおれてがっくりヘコみ、泣きに泣いて、やや浮上し、もう一度祈るチャンスが与えられ、ぎりぎりのところでかなうかかなわないかえぇいもうどっちやねんな??と。
そんな波瀾万丈、紆余曲折。
最後の最後で信じられない急展開。
奇跡的な形で念願がかないました。

応援してくださっていた皆さま、ありがとうございました。
なんのこっちゃワケがわからんとおっしゃる皆さま、ごめんなさい。
今夜だけ、ひと言だけ、そっと書いておきたかったのでした。

# by nara-chirindo | 2010-01-27 23:27 | 我が家 | Trackback | Comments(6)
さよなら大門市場
50年の歴史ある、奈良公設大門市場がいよいよあと数日で閉鎖です。
昨日たまたま前を通りがかったら入り口シャッターが降りていて、「えっもう閉めちゃったの?」と自分でも意外なほどドキッとしたのですが、よく考えたら月曜日で元々のお休みの日だったのでした。
今月末までは営業されます。
肉屋のお母さん、ありがとう。
天ぷら屋のお父さん、ありがとう。
花屋のおばあちゃん(お客さんだけど)、ありがとう。

ずっとなじみだったわけでも何でもない私が寂しがるのはお門違いかと思うけれど。
やっぱり寂しいです。
失われてしまったらもう取り戻せない。
50年間の人と人とのつながり。
積み重ねられて来た日々の思い。

最後の最後の数年に、ほんの少しではあるけれど関わることができて良かった。
現役の姿を見届けることができて良かった。
さようなら大門市場。
ありがとう。

# by nara-chirindo | 2010-01-26 21:55 | 奈良 | Trackback | Comments(6)
火の花鑑賞
今宵の奈良。年に一度の若草山山焼きの日です。
夕方六時ジャスト、興福寺の鐘の音が静かに響き渡り、ややあってのち。
一昨年去年よりはマシな写真が撮れましたでしょうか。

私は近所の小高い丘の上で見ていたのですが、見事な花火があがるとふもとの町のあたりからも「お〜〜」という声が地響きのように伝わってくるんです。
たくさんの人と同じ思いを共有できた瞬間、ですよね。
ただ、今年は初お目見えの五重円の特製花火があがると聞いて楽しみにしていたのに、どれがそれかはわかりませんでした。。。

花火の後はいよいよ山に点火。
チカッと一点が光ったかと思ううちに、じわりと燃え広がります。
雨で延期になったり燃え具合がいまいちだったりするとどうもすっきりしないものが残るので、今年はわりとよく燃えてくれて良かったのでは。

さ、明日の朝のお楽しみは真っ黒こげの若草山ですね☆



# by nara-chirindo | 2010-01-23 21:36 | 奈良 | Trackback | Comments(14)
朝散歩 〜360度の奈良編〜
さて、奈良県庁です。
・・県庁。
皆さま行かれたことありますか。
市役所ならともかく、あんまり用事がないというか縁がないというか。
私はまったくの初めてなのでした。
しかしここの屋上が綺麗にリニューアルし一般開放されるようになって、ほぼ一年半。
評判もいいようだし。
そろそろ行っておかなくてはね。

ではでは、馴染みがないせいかどうも威圧感のある建物へ潜入します。
勝手がわからないのでキョロキョロと、かなりの挙動不審。
入り口には警備員さんが立っていて、なんか言わなあかんねやろか、とドキドキ。
なんのこたない、おとがめなしです。
入ってすぐのエレベーターであっさりR階へ。
テラスへ一歩踏み出しますと、そこには未知の眺望が!
まず南側真正面に興福寺五重塔。
五重塔って普通は下から仰ぐように見上げるしかないから、こんな目線の高さで目の前にあるなんてかなり新鮮な光景です。
東側は若草山が近い近い。
山焼き見物の特等席ですな。
(山焼きと大文字送り火の日だけは事前抽選の当選者のみ入場できます)

北側はドリームランド跡、西側は近鉄奈良駅と、360度ぐるりとまわって眺められるのがいいですわ。
山に登っての眺望とはまたひと味ちがいます。
鹿をデザインしたらしい、県庁のてっぺん。
奈良の景観をいちじるしく損なったと悪名高き建物。
でもこの屋上だけは気持ち良くていいですね。
静かでだ〜れもいないところがまた気に入った☆

開放時間や曜日など、くわしくは
県庁HPをどうぞ。

そろそろ下へ降りて、さあ次はどこへ行こう。
# by nara-chirindo | 2010-01-21 21:26 | 奈良 | Trackback | Comments(9)
朝散歩 〜くつろぎ鹿編〜
このところ暖かくておだやかな日が続いていますね。
でも明日は雨。
その後はまた冷え込みそうということで、今のうちにせっせと歩き回っています。
というのもですね、今週末に人を案内する予定になってまして。
奈良の良いとこ探して下見下見♪

朝の飛火野は鹿のたまり場になっているから面白いな。
団体さんで思い思いにおくつろぎ中。
夜の間に凍えた身体がようやく暖められて、とろ〜ん。。。
霜がどうしてこんなにギザギザした形なんだろう?と思ったらなるほど、朝日と樹の影の具合でこうなるわけですね。
飛火野のはしっこ、名前の響きの美しい「雪消の沢(ゆきげのさわ)」はまだ凍ってます。
小さい千鳥がテケテケテケーッと氷の上を走っていくのがかわいい。
飛んだ方がはやいのにねえ。

さて道路を渡って梅林へ。
もちろん花はまだまだですが、よ〜く見ると・・
春遠からじ、の風情。

ここでふと思いつきました。
そうだ。ついでにあそこに登ってみよう。
実は私はまだ一度も足を踏み入れたことがないんですけど、眺望がすばらしいと噂のあの場所ですよ。
すぐそこです。
明日に続く。。。

 
# by nara-chirindo | 2010-01-20 15:35 | 奈良 | Trackback | Comments(2)
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