本日、節分です。
あちこちのお寺で豆まき行事があるから、どこに行こうか迷うところ。
いつもは店番帰りに元興寺だったけれど、今年は東大寺二月堂へ。
1:20 二月堂到着。


豆まき役の年男・年女さんたちが慌ただしく記念撮影中。

まだ舞台に上がれます。
見おろすと、こんな感じ。
手前の方にシートを敷いて場所取りしているかたも見えますねえ。
何時ぐらいから来てはるんかしら。。。
1:30 陣地確保。

舞台下の斜面は段々になってまして、全部で五段ほど。
そこの三段目あたりのはじっこをかろうじて確保。
せめて1時ぐらいに来ればもっと上に行けたかも。
でもこの段々、落差がけっこうありますのでね。
高いところに居るほど危険度も増します。
奈良県警からも再三の注意が。
たしかにこれは平地の元興寺に比べたらかなり危ないですわ。
お子さんや年配のかた対象に、手渡しで福豆&福鈴を配るコーナーも設けられています。
危険もなく確実に手に入るとのことで、そちらにも長い行列ができていました。
2:00 読経開始。
そうなんです。
2時と同時に豆まき開始かと思いきや、法要が終わってからなのですね。
2:10 読経終了せず。
初めは神妙に手を合わせたりしていた皆さん、次第にじりじり。
マイクを通しているのでしょうか、朗々と響くありがたいお経。
もうすぐ、もうすぐ。
2:15 ようやく。
舞台上の用意も整い、豆まき役さんのご紹介。(←誰も聞いてない)
さ、福よ来ーい!


遠いよぅ〜〜。。。
それなりの秩序の保たれていた列が一気に崩れ、より上へ、より真ん中へと人波が殺到。
こける、滑る、奪い合う、もうわやくちゃ。
豆だけではなくパン、お菓子、鈴などいろいろまかれます。
私のお目当ては福鈴。
鈴、鈴、飛んでこないかな〜。
2:30 豆まき終了。
・・・戦果ですか?
ゼロですよゼロ!
一回だけ指先をかすめたけれど、はじいて、落ちて、あっちゅう間にどなたかの手に。
どんくささ全開。
すごい人は袋に一杯ゲットしてるというのにね。
自分めがけて落ちて来るものを鮮やかにパシッとつかめたら、すごく気持ちいいんだと思うんですよ。
それを全部が全部目の前で奪われて、やや欲求不満。
元興寺の豆まきは3時からだから、そっちも行っちゃうか?
豆まきのハシゴしちゃう??
殺気立った気持ちでいるところに、涼やかな声で私の名を呼ぶひとが。
「取れなかった?じゃあこれあげる♪」って。
一番後ろで、慌てず騒がず冷静に慎ましやかに様子を見守っていらっしゃった
しをんさん。
ふたつばかり、目の前にころころ〜っと鈴が転がってきたそうな。
・・反省。
がつがつと欲張っちゃいけないんですよ。うん。

福は人を押しのけて手に入れるようなものじゃなかったですね。
ありがとうしをんさん。
自戒をこめて、大事にします。
さらにさらに、
大変美しい和菓子もいただいてしまったのでした。



入江泰吉の「美の究極は花である」という言葉があるけれど。
その「花」を写しとった和菓子もまた、お菓子の中の美の究極かも。
食べてしまうのがもったいないとはまさにこのこと。
本当にありがとう、しをんさん。
しをんさんは椿の花のようなひとです。