古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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九月の古本屋

それにしても暑い。
なんなんでしょうね、最近の天候は。
カーーッと暑いんじゃなくて、なんというかこう、風邪で熱がある時のような、うちにこもる感じのけだるい暑さ。
はやく秋らしい爽やかな空気になってほしいものです。

それでもお天気が続くのはありがたいことでして。
このところおかげさまで売り上げも順調です。
9月に入って、お客さんが増えているのが実感できます。
奈良観光のハイシーズンでもあり、読書の秋でもあり。

外国人のお客さんも多いです。
今日は中国人らしき若きお嬢さんたち4人連れがご来店。
20歳前後ぐらい、きゃぴきゃぴと楽しそう。
早口で交わされる中国語のおしゃべりはなにひとつ聞き取れません。
英語で応対することになるかな、と身構えていたら「これお願いしマス」とたどたどしいながらも日本語。
そしてお買い上げいただいたのは谷崎潤一郎の『細雪』ときた!
『細雪』、皆さま読まれましたか?
私は読んでないですよ。。。
日本文学の研究でもしているのでしょうか。
もしかしたら10代だったかもしれないかわいらしい女の子でしたが。
ちゃんと会話もできて。
気負いもなくさらりと。
えらいなあ。
私もせめて『細雪』ぐらい読んどかないとね。

国籍も年齢も、様々なお客さんに出会うことができて。
そこから学ぶこともたくさんあって。
学ぶというほどでなくても何かしら感じることはあるわけで。
地味〜に見える古本屋の店番仕事ですけれど、実はひそかに刺激的で楽しいものなのです。
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by nara-chirindo | 2009-09-27 18:04 | 智林堂にて