草と空の平城宮跡
2012年 09月 29日
育児を言い訳に、何ヶ月もブログから遠ざかっておりました。
何人ものかたが見にきてくださっていることをわかっていながら、ごめんなさい。
そしてまたまた智林堂とは関係のない話であれなのですが。
どうしても黙ってはいられないことが出来いたしまして、唐突な再開とあいなりました。
「平城宮跡の自然が破壊されようとしています!」
ブログにて教えてくださったのは奈良倶楽部さんのこの記事。
いきさつや抗議行動の様子などがまとめられているのが寮美千子さんのこちらの記事。
地域住民に充分な周知もなされないまま、平城宮跡の一部、今は自然のままの草原となっている大極殿広場南側の第一次朝堂院跡が大規模整備、コンクリートで土色舗装されるそうです。
理由は「歩きやすいように」。
その経緯を知れば知るほど、阿呆ちゃうか、と言いたくなるような事業です。
なのになんと、工事はもうすでに着手されているのだとか!
寝耳に水で、衝撃でした。
平城宮跡は奈良っこにとっては特別の場所です。
あの何もなさ、空の広さ。
ただの広い広い草原なんだけど、その下に実は都が眠っているロマン。
ここに立って同じ山並みを眺めた古代人がいたんだということを確かに体感できる場所。
復元施設やらなんやら、モノは何もなくていいんです。
そういうことは吹く風に感じられるのだから。
たまたまですが、2日ほど前に、工事のことは何も知らないまま私はちびっこを平城宮跡で遊ばせていました。
あ、ここいいじゃん。あらためてそう思っていたとこだったのです。
遊具なんかなくたって、1歳児のまあ喜んだこと。
草花をちぎってみても段差によじのぼっても大声出しても気兼ねなし。
虫もいっぱい、鳥もたくさん。ひっつきむしのおまけつき。
子供の目に映るのは、どこまでもどこまでも続く草っぱらと360度の青空。
今、ほかにこういう場所ってあるでしょうか。
何度でも言いますが、平城宮跡は、あの何もなさがいいのです。
どうかあのままの姿でいつまでもあってほしい。
自分にもできることがあればと思って情報収集中です。
何かご存知のかたはご一報くださいませ。
(こういう時はツィッターをやってれば話が早いんだろうなあ・・!)
何人ものかたが見にきてくださっていることをわかっていながら、ごめんなさい。
そしてまたまた智林堂とは関係のない話であれなのですが。
どうしても黙ってはいられないことが出来いたしまして、唐突な再開とあいなりました。
「平城宮跡の自然が破壊されようとしています!」
ブログにて教えてくださったのは奈良倶楽部さんのこの記事。
いきさつや抗議行動の様子などがまとめられているのが寮美千子さんのこちらの記事。
地域住民に充分な周知もなされないまま、平城宮跡の一部、今は自然のままの草原となっている大極殿広場南側の第一次朝堂院跡が大規模整備、コンクリートで土色舗装されるそうです。
理由は「歩きやすいように」。
その経緯を知れば知るほど、阿呆ちゃうか、と言いたくなるような事業です。
なのになんと、工事はもうすでに着手されているのだとか!
寝耳に水で、衝撃でした。
平城宮跡は奈良っこにとっては特別の場所です。
あの何もなさ、空の広さ。
ただの広い広い草原なんだけど、その下に実は都が眠っているロマン。
ここに立って同じ山並みを眺めた古代人がいたんだということを確かに体感できる場所。
復元施設やらなんやら、モノは何もなくていいんです。
そういうことは吹く風に感じられるのだから。
たまたまですが、2日ほど前に、工事のことは何も知らないまま私はちびっこを平城宮跡で遊ばせていました。
あ、ここいいじゃん。あらためてそう思っていたとこだったのです。
遊具なんかなくたって、1歳児のまあ喜んだこと。
虫もいっぱい、鳥もたくさん。ひっつきむしのおまけつき。
子供の目に映るのは、どこまでもどこまでも続く草っぱらと360度の青空。
今、ほかにこういう場所ってあるでしょうか。
何度でも言いますが、平城宮跡は、あの何もなさがいいのです。
どうかあのままの姿でいつまでもあってほしい。
自分にもできることがあればと思って情報収集中です。
何かご存知のかたはご一報くださいませ。
(こういう時はツィッターをやってれば話が早いんだろうなあ・・!)
by nara-chirindo
| 2012-09-29 14:39
| 奈良