古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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紛糾の直木賞!

昨日は第137回芥川賞・直木賞の選考会でした。
今回の直木賞には個人的に関心があって、心待ちにしていました。
午後7時のニュースに間に合うよう決定されるはずだとの裏情報を得たものですから、普段は見ないテレビをつけっぱなしに。
ややあって判明した芥川賞は諏訪哲史『アサッテの人』。
しかし直木賞は、アナウンサーが無表情に「いまだ協議が続けられている模様です」。
で、いつまで待ってもニュースにならず。

相当もめたんでしょうね〜!
紛糾する選考委員会。
想像するとちょっと面白い。
だいたい築地の高級料亭で、食事をしながらの選考ってどうなんですか。
よく知りませんがきっとアルコールも入るんでしょう?
そんなんでいいのかな〜。

結局受賞したのは松井今朝子『吉原手引草』。
私はこの方のことはまったく知らなくて、ダークホース的な存在でした。
歌舞伎などを題材にミステリー仕立ての時代小説を描かれるそうな。
しかしご本人によると、時代小説の枠組みを使いながら現代社会の有様を批判的に描いていきたいと。

なんだかかなり、一筋縄ではいかない感じの方です。
確信犯的。

こうなってくるとパラパラとでも読んでみたいのが人情。
駅前の本屋2軒に立ち寄ってみたところ、唖然としました。
両賞の候補作がずらっと並べられているか、受賞作品コーナーでもあるかと思いきや、まるっきりそんな気配無し。
松井さんの著作なんて一冊も無し・・!
それでいいんですかK林堂さん。。。

図書館でかろうじて過去の作品を数冊見つけましたので、今から読んでみます。
書くべき感想があればいずれまた。
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あぁ、それにしても北村薫さんがまたしても・・。
さんざん翻弄されているようで、お気の毒です。
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by nara-chirindo | 2007-07-18 19:52 | 智林堂にて