古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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不論の修二会

昨年に続いて2度目の、新薬師寺修二会へ。
もし雨だとどうなるのかな〜とふと思い調べてみたら「晴雨不論」だそうです。
「雨天決行」とかではなく、「不論」というのがすごい。
そりゃそうですね。
宗教行事なんだから。
学校行事とも観光行事とも違いますわね。

さて新薬師寺は我が家のすぐ近所なので、ちょいと軽く晩酌をすませてからふらりと。
途中でデカいカメラ&三脚を抱えた人や、脚立(!)まで運んでいる人も見かけてにわかに気があせり、早足で追い抜いたりしつつ開始20分前に到着。
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甘かった。
すでに五重、六重の人垣。
その後ろから覗くしかないようで。
昨年はもっと少なかったと思うのですが。
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二月堂のように見上げるのではなく、同じ高さで目の前を通るお松明。
炎の熱さや竹の長さまで目前に感じ取ることができます。
松明が回されて火の粉が舞うのも見事。
前列に騒がしく陣取って、なおかつ「ここで回してくださ〜い」と明るく叫ぶおばさんがいたのには驚いたけれど。
黙殺されてもめげずに3回ぐらい言ってましたよ。
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お松明が終わるとみんな本堂に殺到して、法要中なのに写真を撮りまくりです。
撮影厳禁のはずの十二神将も。
声明を一心に唱える僧侶の横顔にもせまって。
めったに見られない光景ですからね、私も周りにつられて撮ってしまうとこでした。
誰ひとり注意もしないし。
でも、カメラも持たずただ静かに手を合わせている人の姿を見てハッとしました。
今の私は醜かったな、と。
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今回は少々後味悪く帰路につきました。
大人の非常識、マナー違反。
醜くて、恥ずかしくて、哀しいものですね。
子供よりもよっぽど。
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by nara-chirindo | 2008-04-08 22:54 | 奈良