古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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藤の花 後編

春日大社や神苑にあるような人の手で管理された藤は、たおやかで上品な花です。
でも本来、藤というのは他の樹木に巻き付いて貪欲に勢力をのばす、とてもたくましい花のはず。
もとの樹の光合成を妨げ、幹を変形させてしまうこともあるとか。
平安貴族藤原氏の花とされたのも、そう考えると意味深ですね。

そんな野性の藤が人知れず咲き誇る場所、奥飛火野。
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「ここは人の入ってくるとこちゃうよ」
森の中で鹿に見咎められました。
ごめんごめん、ちょっとだけやし。
馬酔木の群生を抜けて、獣道をたどります。
いきなり目の前にひらける、鹿と藤の楽園。
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巻き付く樹がいろいろだから、藤の背の高さもいろいろ。
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絵を描く人達とカメラを構える人達がぽつりぽつりといるだけ。
ほんのすぐそこ、春日大社の混みようが信じられないほどの静けさ。
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近寄ってきてべろんと舌を出す鹿。
なんのサインですか、それ。
もう帰れって・・?
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鹿たちも一列になって森の奥に消えてゆきました。
では私もそろそろ。

秘密の藤園への詳しいルートはこちらのブログに。。。
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by nara-chirindo | 2008-05-03 22:13 | 奈良