古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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買い取りは刺激的

長い連休が明けた今日、さっそく買い取り依頼があったのでした。
智林堂からちょいと行って、またちょいと曲がったところにあるお宅。
車を出す必要もない、ごくご近所さんです。
昔々からとある商売をやっていたおうちがここしばらくは無人になっていて、とうとう取り壊すことになったそうな。
どっさりある古い古い書籍類の処分を頼まれたのです。
期待できそう。
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商売屋さんらしい広い土間の向こうに、いきなり由緒ありげな古書のつまった棚。
でも「そこはダメ」と依頼主さん。
最後の住人の姪っ子さんにあたるかたです。
案内されるがままに、怖いほど急な階段をあがって2階へ。
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すごいのです・・。
荒れてはいるけれど、面白いものがごろごろ転がっているのです。
趣味人なお方だったんでしょうね。
見る人が見ればお宝の山なのでは。
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肝心の本は、値うちものがたくさんあったのですが。
「奈良のもんは置いときたいねん。あと仏像と、美術と、茶道なんかも。文学も私読むかもしれんし。映画関係も惜しいねえ」
うぐぅ。それこそが智林堂の求めるラインナップ。。。
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古い雑誌の付録、すごろくなども。
「これをおばちゃんが大事に取っていたというのが、かわいいと思うの。そのかわいらしさに免じて置いといてあげたいの」
とおっしゃられては、強引にいただくわけにもいきません。
しばらく手元に置いて、目をとおして、納得がいかれたらまた声をかけてくださるそうなので、それを待つとします。
すっぱりと一切合切処分、というわけにはいかないですよね。
そのお気持ちもわかります。
いくつかはかなり珍しい本も譲っていただけたし、めったに拝見できないようなお家の中をいろいろ見せていただいて面白かったので、これはこれで良し、と。
休み明けから、なかなか刺激的な一日でした。
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by nara-chirindo | 2008-05-07 22:34 | 智林堂にて