優しい映画
2008年 07月 10日
今日は京都まで遠征して、映画「ぐるりのこと。」を観てきたのでした。
奈良では上映してないんですよ。
映画館って、たいがいどこも似たような人気話題作品ばかり。
いくら観たいと思ってもやってないんじゃどうしようもない。
大手の新刊書店ではベストセラーばっかりで、欲しい本に限って売っていないという、あの状態に似ていますね。
さて京都四条烏丸です。
初めて入るこじゃれたビルの3階、京都シネマ。
こじんまりした映画館。
スクリーンも小さめですが、これぐらいでじゅうぶんです。
上映前の諸注意を、劇場のお兄さんが口頭で述べるというアナログさもいい感じ。
ポップコーン類を全然売っていないのが残念だったけど、まあ掃除が大変ですもんね。
前置きが長いですか。すみません。
肝心の映画の話を。
ひとことで言うなら、ある夫婦の10年。
ベタベタのラブストーリーではなく、お涙モノ感動巨編でもなく、ドロドロぐちゃぐちゃでもなく。
夫婦って、そうか、そうなんだよね、と思える作品。
長く一緒にいると、今さらねぇという気持ちになってしまいがちだったりするけど、夫って、妻って、本当は一番好きな人のはず。
夫役はリリー・フランキー。
飄々という言葉がこれほど似合う人はいないんじゃないかと。
自然すぎて演技とは思えません。
演技ではないのかも。
法廷画家という設定もうまい。
内容にはあまり触れない方がいいでしょうからくわしくは書けませんが、ドラマティックにしようと思えばいくらでもできるところを、あえて避けているのが普通の映画とはちがう点かと思いました。
そうすることで、作り物めいた嘘くささが消えて、リアルな生活が見えてくるような。
娯楽映画というのではないけれど、面白いし、優しいお話です。
観てよかった。
上映後、祇園祭限定の特製うちわをもらっちゃいました。
そうそう、もうじきですもんね。
四条通ですごいものを目撃してきました。
祇園祭といえばアレですよアレ。
明日へ続く。。。
奈良では上映してないんですよ。
映画館って、たいがいどこも似たような人気話題作品ばかり。
いくら観たいと思ってもやってないんじゃどうしようもない。
大手の新刊書店ではベストセラーばっかりで、欲しい本に限って売っていないという、あの状態に似ていますね。
さて京都四条烏丸です。
こじんまりした映画館。
スクリーンも小さめですが、これぐらいでじゅうぶんです。
上映前の諸注意を、劇場のお兄さんが口頭で述べるというアナログさもいい感じ。
ポップコーン類を全然売っていないのが残念だったけど、まあ掃除が大変ですもんね。
前置きが長いですか。すみません。
肝心の映画の話を。
ひとことで言うなら、ある夫婦の10年。
ベタベタのラブストーリーではなく、お涙モノ感動巨編でもなく、ドロドロぐちゃぐちゃでもなく。
夫婦って、そうか、そうなんだよね、と思える作品。
長く一緒にいると、今さらねぇという気持ちになってしまいがちだったりするけど、夫って、妻って、本当は一番好きな人のはず。
夫役はリリー・フランキー。
飄々という言葉がこれほど似合う人はいないんじゃないかと。
自然すぎて演技とは思えません。
演技ではないのかも。
法廷画家という設定もうまい。
内容にはあまり触れない方がいいでしょうからくわしくは書けませんが、ドラマティックにしようと思えばいくらでもできるところを、あえて避けているのが普通の映画とはちがう点かと思いました。
そうすることで、作り物めいた嘘くささが消えて、リアルな生活が見えてくるような。
娯楽映画というのではないけれど、面白いし、優しいお話です。
観てよかった。
そうそう、もうじきですもんね。
四条通ですごいものを目撃してきました。
祇園祭といえばアレですよアレ。
明日へ続く。。。
by nara-chirindo
| 2008-07-10 23:17
| 京都・大阪