古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

「ぶんかかいかん」の思い出

さて昨日出掛けた奈良県文化会館。
この場所にはいろいろと思い出があります。
奈良のかたなら、皆さんここのホールに一度や二度は来られたことがありますよね?
発表会だとか、観劇だとか。
舞台を使うような、たいがいの催し物はここでした。
まだ秋篠音楽堂も100年会館もない頃。
あ、たまに史跡文化センターの時もあったっけな。。。
懐かしい。
何せ「ぶんかかいかん」という言葉、漢字で理解する前から馴染みがありました。

幼少のみぎり、私はバレエ(踊るほうの)なんぞを習っていました。
親には「あんたが習いたいって言ったんやろ!」と怒られそうですが、私の実感としては「やらされていた」以外の何ものでもない。
最初のレッスンの時にトイレに行きたいと言いだせなくて、おもらししてしまったりなんかして。
それぐらい、ちびっこだったのです。

で、そのバレエ教室の年に一度の発表会。
文化会館貸し切りの晴れ舞台。
ちびっこ達もそれなりにちょい役をもらうわけです。
かわいらしい黄色のチュチュも着ました。
それはいいんですけど、舞台メイクが強烈だった!
目の周りは黒々、唇はべったり真っ赤っか。
化け物じみてましたね。
楽屋の鏡で自分の顔を正視できませんでしたもの。
他の子も塗り込められすぎて、誰が誰だかわからない。
メイクが落ちるからと缶ジュースに細いストローをさして飲まなきゃいけなかったし、おにぎりにもかぶりつけなかったし。
化粧って、めんどくさい。
そして、気持ち悪い。
そんな印象が幼な子の心に深々と刻み込まれたのでありました。

今、私は筋金入りの化粧嫌い。
かたくなにノーメークをつらぬいている遠因のひとつに、あの日のこともあるに違いない。
だってよくよく考えたら、あの日以来フルメイクしたことないかも。
うん、ないです。
したいと思ったこともないのです。
だって気持ち悪いから。
幼児体験、おそるべし。。。

私にとっては、そんな悲喜こもごもの思い出がつまった文化会館。
皆さまはいかがですか?
[PR]
by nara-chirindo | 2008-10-06 22:09 | 奈良