古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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おすすめ本 松本清張編

そろそろ本ネタも書かなくちゃ。
なんと新年になってからまだ書いてませんでした。
一応古本屋ブログだってのにね。

今年がちょうど生誕100年にあたる、あの大御所作家からまいります。
松本清張。
ちなみに太宰治も1909年生まれで、今年生誕100年。
ふたりは同い年だったんですね〜。
太宰が若くして亡くなり、清張は40歳をすぎてから執筆を始めたため、作家として活動した期間は重なっていません。
全然違う時代のふたりのようなイメージがありますね。
清張が亡くなったのは最近ですし。
最近といっても、あれはもう17年前ですか。
訃報を聞いた時、私は大学1回生の夏。
文学部の先輩たちが「清張死す!」とショックを受けていたことを覚えています。

さて松本清張、古本屋になじむ作家といいましょうか。
わりとたくさん置いてあります。
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そして一番のレアものはこちら↓
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『わるいやつら』昭和36年 初版 ¥1500

私が初めて読んだ清張作品も『わるいやつら』でした。
こんな箱入り本じゃなくて、カッパノベルズで。
オチが効いてたなあ。
うわ、わるいやっちゃ。と思いましたっけ。
そのまんまなんですけどね。
タイトルがうまい、ということですね。

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小説ではありませんが、こちらもおすすめの面白い本です。

『今日の風土記2 奈良の旅』共著 昭和41年 ¥500

学者顔負けの博識、考察。
遊女や死体捨て場などなど、歴史のタブーにも踏み込む独自の視点。
この一冊で、うわっつらだけの観光ガイド本よりも、よっぽど奈良を知ることができると思います。

作品のドラマ化や映画化で、今なお人気の松本清張。
生誕100年を機に、原作もぜひお手に取ってみてくださいませ。
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by nara-chirindo | 2009-01-16 21:36 | 店主代理おすすめの一冊