おすすめ本 お水取り編
2009年 03月 01日
3月ですね♪
お天気もよく、人出のぐんと増えた奈良。
今日からいよいよ東大寺二月堂のおたいまつが始まります。
この時期ならではのこんな本をご紹介。
『お水取り 修中繪日記』清水公照 昭和47年 限定版 ¥6000
献署・識語入り。
実感のこもった絵日記ですよ〜。
第208世東大寺別当の清水公照師。
この本が書かれた時点で、すでに22回も参籠されているそうですから。
余裕がおありです。
厳しい修行にはちがいないのだけれど、その中でもホッと息をつく瞬間があったり、失敗もあったり。
籠りの僧たちの間にはちゃんと温かい交流があるのですね。
どんなキツいものなんやろ、と想像するしかない私達を、安心させてくれるようなやわらかい文章です。
書も絵もおおらか。
東大寺に生きる者にとって、お水取りに参籠するということはお勤めでもあり喜びでもあるのですって。
練行という耐寒訓練の厳しさはあれど、火をもてあそび、シコを踏んで、童心にかえる面白い行法なのですって。
最終日にはやれやれと思いながらも、また来年までと名残惜しさに胸がつまるのですって。
実際に籠ってこられてのお言葉ですから、深いですね。
公照さんの書かれた本は他にもたくさんあります。
そのほとんどに署名が入っています。
文字そのままにおおらかに、乞われれば気軽に書いてさしあげるお人柄だったのでしょうね。
色紙もありますよ☆
お天気もよく、人出のぐんと増えた奈良。
今日からいよいよ東大寺二月堂のおたいまつが始まります。
この時期ならではのこんな本をご紹介。
実感のこもった絵日記ですよ〜。
第208世東大寺別当の清水公照師。
この本が書かれた時点で、すでに22回も参籠されているそうですから。
余裕がおありです。
厳しい修行にはちがいないのだけれど、その中でもホッと息をつく瞬間があったり、失敗もあったり。
籠りの僧たちの間にはちゃんと温かい交流があるのですね。
どんなキツいものなんやろ、と想像するしかない私達を、安心させてくれるようなやわらかい文章です。
東大寺に生きる者にとって、お水取りに参籠するということはお勤めでもあり喜びでもあるのですって。
練行という耐寒訓練の厳しさはあれど、火をもてあそび、シコを踏んで、童心にかえる面白い行法なのですって。
最終日にはやれやれと思いながらも、また来年までと名残惜しさに胸がつまるのですって。
実際に籠ってこられてのお言葉ですから、深いですね。
公照さんの書かれた本は他にもたくさんあります。
そのほとんどに署名が入っています。
文字そのままにおおらかに、乞われれば気軽に書いてさしあげるお人柄だったのでしょうね。
by nara-chirindo
| 2009-03-01 18:19
| 店主代理おすすめの一冊