古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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独学熱

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謡い本コーナーにしゃがみこんで、しばし夢中のお客さん。
宝生流があるのは珍しいね、と喜んでいただきました。
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他店でもよく見かけるのはこちら、観世流。
右端の1冊は昭和18年発行。
物資の不足していた時代だからサイズがひとまわり小さいです。
¥200〜¥500。
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こちらが宝生流。
¥200です。

そのお客さんのおっしゃるには、「謡い宝生、舞い金剛」と言われているのだとか。
謡曲を学ぶなら宝生流の本がいいんだそうです。
でも、実際に謡ってみるまではそれが自分に合うものかわからない。
新品で買うと何千円もする。
だから出来るだけ古本屋で探す、と。
そしてその謡が気に入れば、図書館でCDを借りてきて、カセットにいれて、スロー再生して勉強するのだ、と。
そうするとクセがつかめるんですって。
習いにいくとお金がかかるから、そうやって独学で楽しんでいらっしゃるそうな。

ほっほ〜!と私はものすごく感心してしまいました。
自分のまったく知らない世界のお話。
古本屋をそういうふうに活用していただくのも嬉しいことだし。
それより何より、独学ってステキ。
ビバ独学。
自分自身をふりかえれば、やりはじめては挫折した数々のテキストが死屍累々ではあるけれど。
ウクレレとか、エスペラント語とか、手織物とか。
あとは何だっけな。。。
だからこそ、ちゃんと独学道をきわめていらっしゃるかたは尊敬します。
えらい。
私も何かひとつ、これというものをきわめてみたいなあ。
独学熱、再発。
春ですしね。
まずは「これというもの」を見つけるとこから始めないと☆
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by nara-chirindo | 2009-03-15 21:54 | 智林堂にて