古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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ひとり店番記

先日お知らせした通り、智林堂店主は現在バルト三国へ旅行中。
その間は臨時休業とさせていただいておりますが、今日だけは私が店を開けました。
インフルエンザ騒ぎも落ち着いて、人通りの戻ってきた日曜日の奈良。
もったいないですもんね。
いや〜開けてよかった。
次から次へとお客さん。
心配してくださっていたかたも。
店主がまた、シャッターに「6/5まで休みます」とだけ書いた愛想のない貼り紙をしていったものだから。。。
常連さんたちに「通りがかったら今日はやってたからよかった」なんて言っていただいて、ありがたいやら申し訳ないやら。
やっぱり店というのは開けてナンボですわね。
つくづく。

夕方、そろそろ閉店の時間がせまってきても、なかなかお客さんの波が途切れず。
シャッターを降ろすタイミング、難しいんです。
最後の最後に中学生ぐらいの女の子がひとり。
文庫本を熱心に立ち読み。
ページに見入るその真剣な横顔。
よし、つきあうよ。
追い出したりしないからゆっくり読んでいって。
私もそうやって、あちこちの本屋さんで立ち読みをしてきたなあ。
ハタキをかけてエッヘンと咳払いするようなお店なんてなくて。
いつも心ゆくまで読ませてもらえたものです。
 何も買わなくてもいい。
 店にどれだけいてもいい。
 商品の中身を試すことができる。
 店の人がほっておいてくれる。
そういうところ、本屋特有ですよね。
他の業種ではあんまりないんじゃないでしょうか。

18時すぎ、ようやく閉店。
8時間近くとじこもって、外はもう真っ暗になっているような気がしていたのに。
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まだ青空が残っていて嬉しかった。
そういえば前回フルで店番した時は冬だったから。
いきなりとっぷりと暮れているし寒いしで、もの悲しいような気持ちになったんだっけ。
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さ、夕日が沈むまでに家に帰ろう。
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by nara-chirindo | 2009-05-31 22:37 | 智林堂にて