古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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カテゴリ:京都・大阪( 18 )

森と暮らす

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ドキュメンタリー映画「森聞き」の上映会。
とてもよかったです。
まず会場がよかった。
奈良市内から車で40分ほど、初めて訪れる南山城村。
色づきはじめた山とゆったり流れる川に、そっと寄り添うようなかたちのホールにて。
映画内容にふさわしい空間でした。

そして内容ももちろんよかった。
日本はやっぱり森林の国なんだな、と。
受け継がれてきたもの、消えてゆくもの。
声高に主張され押し付けられるとどうしてもしらけてしまう。
だから淡々とした構成がよかった。
たどたどしかったり不器用だったりする高校生たちだけれど、待つうちに自分の言葉で語りはじめて。
そう、誰にだってあるんんだ。
熱い思いというもの。
なんとかしたいというあせり。
自分の、思い。

そして私にとっては一番よかったこと。
ある木こり名人の言葉。
山に入っていて寂しくないかと言われるが、家族や友人や好きな人のことを考えているから寂しくなんてない。
豊かな思索の時間を山は与えてくれるんだと。
私が森を歩いたり山へ登ったりする時、ひとりでいくのが好きなのは、まさにそういう理由からなのだと気づかされました。
もくもくと、ぐるぐると、考え事。
町なかでひとり歩くのとは全然ちがう時間なのです。
それはあの場所が与えてくれるものだったのか。
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私も、私の森と暮らしていこう。これからも。
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by nara-chirindo | 2011-11-22 23:42 | 京都・大阪

森聞き

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ひさびさに、観てみたい!と強く思った映画「森聞き」
先入観なしに観たいので、予告編にもあらすじにも目をとおしていないけれど。
きっと、いい。
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今度の日曜日、南山城村まで行ってきま〜す。
一日かぎりですよっ。
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by nara-chirindo | 2011-11-16 17:42 | 京都・大阪

さよならわびすけ

またひとつ、青春の思い出の味が失われてしまった。
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後継者難とはいかんともしがたいけれど。

友人と、先生と、先輩と、のちに夫となる人と。
みんないもねぎ。いつでもいもねぎ。
もっと早く閉店を知っていれば、最後に食べにいったのにな。
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by nara-chirindo | 2011-06-30 21:13 | 京都・大阪

古本きんどう市応援隊

皆さま、週末のご予定はもうお決まりでしょうか。
いいイベントありますよ〜。
お友達の古本屋さんこのはな文庫さんが、明日7/23(金)24(土)&7/30(金)31(土)の4日間、古本市を催されます。

題して『古本きんどう市』!
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残念ながら私は4日間とも伺えそうになく、せめてこうしたお知らせでほんのぽっちりだけでもお力になれましたら。。。
このはな文庫さん、今頃は準備でお忙しくされているんだろうな。
でもきっとワクワクと明日を楽しみになさっていることでしょう。
心よりご盛況をお祈り申し上げております。

先日初めてお店へお邪魔させていただいた際のルポは今年の3月末から4月にかけてありますので、よろしければご参考に。
最寄り駅など、もっともっと詳しいことはこちらを。
このはな文庫さんのある「船場ビルディング」は「船場センタービル」とはまったくの別物ですのでお間違えなく☆
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by nara-chirindo | 2010-07-22 14:57 | 京都・大阪
さて長々とおつきあいいただきました「歩く大阪」シリーズ。
ようやく最終回です。
念願のこのはな文庫さんへ。
このはな文庫さんはイベント出店やネットオークションを主な活動の場としていらっしゃったのですが、昨年6月にここ船場ビルディング内に実店舗をオープンされました。
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白い本棚が目にもさわやか。明るい雰囲気がいいですね。
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ところどころにさりげなく飾られたボタンたち。
どこを見ても、このはなさんらしさの伝わってくるお店なのです。

古本だけのお店ではないので冊数はそう多くありません。
でもだからこそ、選ばれた本だけが並んでます。
硬軟とりまぜ、ジャンルも幅広く。
前々から探していた本があっさり置いてあったりして、さすがですわ。
気がつけばずいぶんと長居させていただいてました。
居心地のいい空間でした。
またきっとお伺いいたします。
今後もますますのご発展を!

営業は基本的に土曜日ですが、お休みされることもあり、他の曜日に開けておられることもありということですので、くわしくはお問い合わせください。(→このはな文庫について

・・おまけ。
電車の中で読むのは危険だと、このはなさんのお墨付き。
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せっかく手に入れた宮沢章夫本ですもの。
帰りの車中で果敢にチャレンジ。
「プッ」と噴き出すのはなんとか抑えて、満員の近鉄電車の中、「クッ」と口元をぴくぴくさせながら奈良まで帰りました。
我慢できずにいつ「ブハッ」となっちゃうかと思うと、スリル満点。
おかげさまで最後まで楽しかったです。
たまには奈良を出るのもいいな。
さ、次はどこへ行こう。
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by nara-chirindo | 2010-04-14 21:39 | 京都・大阪
大変長らくお待たせいたしました。
てくてくてくてくと、歩きに歩いた大阪。
ゴールは船場ビルディング2階、このはな文庫さんであります。
Art-synchs by ボタン王子のお店の一角にて。
古本とボタンのコラボとはこれいかに?
それではお邪魔いたしましょう。
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おいしそう。。。
じゃなくて、キレイなものがいっぱい!
乙女度の低い私でも、うっとりしてしまう。
お店全体が宝箱みたいだなあ。
ボタンと言っても色も素材も本当にさまざまで、陶製のものもあったりして、もはや芸術作品。
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ちっちゃな額にいれても絵になるのです。
写真ではわかりにくいと思いますが、これは繊細な線で子鹿が描かれているんですよ。
他にもビーズや布地などなどかわいいものがたくさんあって、手芸好きなかたなら時が経つのも忘れることでありましょう。

乙女的世界を満喫させていただいたところで、ではそろそろ本棚を拝見いたしましょうか。
あともうちょいとだけ続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-04-11 16:53 | 京都・大阪
さてふたたび話は大阪に戻りまして。
重厚なレトロビルが点在する界隈へ。
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ビルとビルに挟まれて、いまだ現役でがんばるおうちもあったり。
建物を見て歩くだけでもけっこう面白いものです。

しかしなんといっても、レトロビル決定版といえばここ!
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淡路町の船場ビルディング。
実は今回の大阪行きの最終目的は、このビルの中のとあるお店を訪ねることだったのでした。
ようやくたどりつきましたよ。
ではさっそくそのお店へ・・と言いたいところですが、いやいやいや、もうちょっとだけお待ちくださいな。
だってこのビル、すごいんですから。
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竣工は大正14年。
エントランスから中庭に荷馬車が乗り入れられるよう、スロープ設計になっているのが斬新。
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今は皆さん自転車を乗り入れていらっしゃってて、それもまたおしゃれ。
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足元のレンガはなんと木製で、年輪が刻まれています。
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明るい光のふりそそぐ中庭を囲んで、各種店舗やギャラリーや会社事務所など、テナントはほぼ埋まっているようでした。
きっと人気あるんでしょうねえ。
こんなところで仕事ができたら毎日通うだけでも楽しそうですものね。
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横に並ぶ各部屋はなんだか学校の教室のよう。
プライバシーは保たれつつ、お店同士仲良くなって言葉を交わしたりということもしやすそうな雰囲気。
真ん中の明るいパティオが何よりも効いているんでしょうね。
外観はそんなに目立つ感じではないのに、一歩中へ入るとなにかここだけ違う風が吹いているような。
この設計が大正時代だというんだからすごいことですわ。
それが今でも大事に残されているというのもすごい。
さらに飾り物じゃなくちゃんと現役の商業ビルだというのがまたすごい。
こんな建物がある大阪は、さすが商都!

よし、もうじゅうぶん堪能させていただきました。
そろそろ肝心のお店を訪ねないとね。
というわけで、またまた続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-04-07 17:21 | 京都・大阪
さて長い長いアーケード商店街をようやく抜けまして。
ひさかたぶりに仰いだ青空。
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超高層ビルがニョキニョキと生えているのがいかにも大阪。
見上げて思わず出たひとこと、「こわっ」。
建物の高さ制限がある奈良に長年暮らしていると、こんなに高いビルは見るだけでも怖いのでありました。

そして天神橋を渡り南へ向かいます。
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広い河。広い視野。
大阪といえばどうしてもごちゃごちゃごみごみとしているイメージがあったけれど、こういう気持ちいい風景もまた大阪だったのですね。

そうか、大阪とは、水の都だったのでした。
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by nara-chirindo | 2010-04-03 21:42 | 京都・大阪
さて天神橋筋商店街。
日本一の長さを誇るだけあって、途中何ヶ所か信号まであるのです。
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けっこう広い道路ですよ。
赤信号でも隙あらば渡ってやろうと虎視眈々のお向かいさん。
さすが大阪。

しばらく歩いたあたりで、古本屋さん発見。
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矢野書房さん。
何げなく中に入ってみて、いや〜びっくりした。
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文学本の品揃えがすごいですやんか。
整然と美しい棚も素晴らしい。
お若い男女おふたりが店番をされていて、もしかしてご兄妹?と思ったりしましたが、後でネットで得た情報によるとご夫婦だそうな。
もっとゆっくり時間をかけてお邪魔したい古本屋さんでした。

そしてすぐななめ向かいには、有名な天牛書店さんがもう見えてます。
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店内は、天牛書店の名前から勝手にイメージしていたよりずっとずっとお洒落な感じ。
お香が漂い、ジャズが流れ、天井が高く。
ジャンルは豊富で、膨大な蔵書。
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表の50円均一、100円均一の人気が高いそうです。
100円本のところで大和、山河がどうこう、という字が目に入って、あっと思って手にとろうとしたら、他のお客さんがすでに抜いてキープしていた本だったらしくてキッと睨まれちゃいました。
失礼しました。
でもぽんと置いてあっちゃわからないですよね。。。
あれは山本健吉の「大和山河抄」だったかも。

ま、気を取り直して。
他にもコミック専門のお店もあったり、細い路地を曲がったところに歴史関係中心の小さなお店もあったり。
この周辺、古本屋さんがかなり多いです。
全然予備知識なしに行ったから、余計に楽しい。
次回は古本屋だけにターゲットをしぼって来てみよう。
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またまた信号を渡り、
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阪神ファンのつどうお店を見つけてみたり。
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そうこうするうち、いつの間にやら。
全長2、6キロ、長い長い天神橋筋商店街の端っこまでたどりついていたのでした。
よう歩いた、お疲れ!!

・・いやいやいや、最終目的地はここではないんだった。
さらに2キロほど歩かねば。
歩く大阪、まだまだ続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-03-30 22:08 | 京都・大阪
当初の目的地は、大阪淡路町のとある古本屋さんだったのです。
遅まきながら開店祝いに伺おうと。
しかしなぜか、どうせそこまで行くなら、日本一長い商店街とやらを通り抜けてみようということになりまして。
そうです、その名は天神橋筋商店街。
天神橋筋6丁目駅から天神橋に向かって、逆走ではありますが、端から端まで全長2、6キロの商店街めぐり、スタート!
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・・あれ。意外。
こてこて、ごてごてしたディープな感じはあんまりしません。
ごく普通に地元の人たちが日常の用を足しにくるところ、なのか。
活気はすごくあります。
お弁当とか定食とか、食べ物の値段がすごく安いのが印象的。
時々はやっぱり大阪らしい、原色のあふれるお店もあり。
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なにわマダム必須アイテム、ヒョウ柄もあり。
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演歌専門の店(←?)の前にはサブちゃんが微笑み。
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学生服のマネキンにすごまれたり。(背後のもう一体もかなり怖い)
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ケーキの盛りっぷりがすごかったり。
うん、じゅうぶん大阪らしくなってまいりました。
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途中の広場では古本市が。
コバルト文庫のチェッカーズ写真集がちょっと気になったなあ。
買わないけど。

さあまだ半分も来ていません。
こうあちこちで引っ掛かっていて、果たして最後まで歩ききれるのか?
明日に続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-03-29 16:25 | 京都・大阪