古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


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受験宣言

明日11月1日から何が始まるでしょうか。
答えは・・。
第2回奈良まほろばソムリエ検定の申込み期間が始まるのです。
今回は私、受けてみようと思いまして。

誰に強制されたわけでもないので、まだ少々迷いはあるんです。
でもここで言っちゃいましたもんね。
よし。明日、ちゃんと申し込みしてきます。

申込み期間 11/1(木)〜12/5(水)
試験日 1/13(日)
出題範囲 奈良県の歴史・文化・観光に関する事項全般
受験料 2級 3150円 1級 4200円
会場 奈良女子大学・奈良大学・帝塚山大学のいずれか

昨年実施の第1回検定の合格率は39、4%。
けっこう難しかったようですね。
それでも合格者の中には9歳の小学生もいたとか。

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テキスト&問題集です。
パラパラ〜っと見た感じでは、奈良の基本ネタから相当マニアックな珍問奇問まで。
勉強しているという意識なしに楽しく読めそう。

ご当地検定って、その地に暮らしている人は当然かなり有利ですよね。
ゼロからのスタートじゃない分。
でも子供の頃から知っているつもりで実は曖昧なところもある奈良知識。
これを機に、広く深く奈良を知ることができればと思います。
特に何かに有利になるような資格でもないのですが、自分にプラスになることはきっと確かなはず。

私と同じく、奈良大好きなそこのあなた。
ご一緒にいかがですか??
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by nara-chirindo | 2007-10-31 22:12 | 奈良

とんぼのいる風景

最近、赤とんぼの数が激減しているらしいですね。
確かに数えきれないほどの乱舞、というのはあまり見なくなったような。
一匹二匹ならこのあたりでもすぐ見つかりますが。
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ビロードのような真っ赤が美しいこと。
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こんなのも。落ち着いた色合い。種類はよくわかりません。。。

とんぼは用心深くてすぐ逃げるくせに、レンズが触れそうなぐらい近づいても平然としていることもたまにあるんです。
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網もってカゴぶらさげて。秋の虫取り少年発見。
とんぼは捕まえても逃がしたリや〜。
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秋の虫取り少年その2。おなかにとんぼ。右手がうずうず。

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秋の夕暮れに赤とんぼ。
この美しい光景がこれ以上失われることのありませんように。。。
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by nara-chirindo | 2007-10-30 21:07 | 自然
さていきなりですが。
勝手に正倉院展強化週間、突入です!
関連本、いろいろありますよ〜。
まずはやわらかどころから。
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『謎の正倉院』邦光史郎著 1990年 祥伝社 ¥300
『正倉院の謎』由水常雄著 1995年再版 中公文庫 ¥400

正倉院ってそんな謎だらけだったのですか。
タイトルでこんなに念押しされるほどに。
知りませんでしたよ。。。
行く前にこういう本を読んでおくと、また違った見方が出来て面白いかもしれません。
新説を鵜呑みにするのは良くない場合もあるけれど、異説だからとしりぞけるだけでは進展がないですものね。

どちらも文庫本なので気軽にお手に取ってみてください♪
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by nara-chirindo | 2007-10-29 21:04 | 店主代理おすすめの一冊
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はじまりは正倉院展と題して。
奈良駅周辺の主な商店街でスタンプラリー開催中です。
このパンフの裏に各店のスタンプを集めるといいものもらえる(かも)よ、ということで。

そこで、はたと気がついた。
店主、智林堂の店名スタンプってありますか?ないですよね?
ちゃんとロゴマークがあるようなおしゃれ系の店ではないにしても。
そりゃあった方がいいでしょう。。。

よっしゃ、ここはひとつ消しゴムはんこでオリジナル店印に挑戦!
今日の店番中の完成を目指せ・・!
思いつきで始めるもんだから、トレーシングペーパーも彫刻刀もなし。
濃ゆ〜く書いた原案をこすって強引に写し取り、後はカッターナイフで。

こういうちまちました作業、嫌いじゃないんです。
むしろ好き。
夢中になってるうち、ふと顔をあげると目の前にお客さんが立っていたりして。
いかんいかんと思いながらまた没頭。。。
そんなこんなで3時間ほどかけて出来上がりました。
試し押ししてみましたとも。

・・・愕然、です。
あまりの垢抜けなさにびっくり。
だっさ〜・・のひとこと。
ありきたりに、周りの縁取りを本の形にしたのが敗因だったか・・?

いやいや。
めげないめげない。
別デザインで再チャレンジです。
文化系職人魂に火がつきましたよ。
スタンプラリー期間中に間に合うかどうか??
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by nara-chirindo | 2007-10-28 22:21 | 智林堂にて

プラスマイナスの心

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雨の土曜日。

今日はちょっとばかり悲しいことと、ものすごく嬉しいこととがダブルで知らされたのでした。
トータルすればやや嬉しい一日ということになりそうなものですが。
人の気持ちはプラスマイナスでなんぼ、と一緒くたにトータルできるわけでもなく。
その時々で、悲しいことの方に気がいけば落ち込み、嬉しいことの方を考えればうきうきし。
気分はあっちへいったりこっちへいったり。

でもやっぱり、良いお知らせがあってくれて良かった。
救われました。

結局は、いま自分に出来ることをひとつひとつ誠実にこなしてゆくしかないということ。
それがきっと最短で最善のみち。
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by nara-chirindo | 2007-10-27 21:16 |
いよいよ明日から正倉院展です。
昨年は観光バスでのツアーが大量に組まれたらしくて、ものすごい人出でした。
今年はどうでしょうね。
せっかく遠方から来てくださるなら、大混雑のなか慌ただしく、ではなくてゆっくりじっくり見ていっていただきたいものですが。。。

さて当店では正倉院展開催に合わせ、奈良&美術特集の目録を発行いたしました。
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第1号西洋史特集、第2号俳句&文学特集に続く第3号です。
店主手作りのため印刷が多少ゆがんでおりますがどうかご勘弁を。
(・・これ、第2号の宣伝の時もたしか同じこと書きましたね。。。)

うちにもこんなに奈良本あったんやん?と私もびっくり。
充実の品揃えです。
店頭にて100円で販売しておりますのでお早めにどうぞ!
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by nara-chirindo | 2007-10-26 22:26 | 智林堂にて

IT図書館で出逢う奈良本

このはな文庫さんに先日いただいて、とても嬉しかったもの。
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県立図書情報館で展示中の「奈良を舞台にした文学作品」のリストです。
私、個人的にせっせと奈良本を探してはいましたが。
こんなにあったとは・・!
このリストはすごいですよ。
文豪の全集の中に埋もれた短編も、◯◯殺人事件の類いも、歴史小説も、紀行文も、評論も。
志賀直哉から鹿男あおによしまで。
奈良に関わる文章はほとんど全てピックアップ。
それが700冊ほど。
作成者の苦労やいかに・・。

というわけで、ぜひとも実物を見てみたくなって、今日は県立図書情報館まで行ってきました。
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新しい!きれい!明るい!広い・・!
初めてなので、きょろきょろ。
勝手がわかりません。。。
入ってすぐの所に洋服や特産品の展示販売スペースまであって驚きました。
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私が慣れ親しんできた従来の図書館とはどうも雰囲気がちがう・・?
パソコン教室も開かれていたり、自由に使えるパソコンがあちらにもこちらにもたっくさん。
IT図書館、という感じですね。
肝心の蔵書も多そうです。
いろんなサイズの本を同じ棚に並べてあるのが印象的。
大型本と文庫とか。
全体的に棚を大きく作ってあるのでしょうかね。
テーマや作家別で本を探している時はその方が便利ですね。

そしてお目当ての展示は。
とてもきれいにディスプレイされていました。
奈良本がこんなに・・とまたしても感動。
何冊か借りて帰ろうと思っていたのに貸し出し不可の本が多くて残念。
もっと時間のある時に館内で読むしかなさそうです。

何度か通ってシステムに慣れれば、きっと調べものなどには最適の図書館かもしれません。
たまにはちがう図書館に行ってみるのも新鮮な体験でした。
次は国会図書館関西館にもチャレンジしてみようかな。

(※この展示は11月8日までです。また、11月9日から22日までは図書点検のため長期休館だそうです。行かれる方はご注意を・・)
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by nara-chirindo | 2007-10-25 22:42 | 奈良本

名月の夜

最近お天気続きで、夜の月も冴え冴えときれいに光っています。
昨日23日は「十三夜」でした。
満月になるほんのちょっと手前の名月。
足らずを愛でるという、なんとも日本らしい風習ですね。
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なんて言いながら、実は昨日はすっかり忘れていたのでした。。。
今夜の月も充分美しいからまあいいかな。
夜のうちにこのブログをご覧くださった方、良かったら窓を開けて月を見上げてみてくださいね。
ちょっと雲が出てきていますがそれはそれで風流です。

蛇足ながら古本屋らしいことも付け加えておきますと、樋口一葉に「十三夜」という短編があります。
検索していたら全文が読めるサイトがありました。(→コチラ
一部分を音声で聴かせてくれるサイトも。(→コチラ
古来、十五夜だけ月見することを「片見月」と言って忌み嫌ったそうで、その習慣が当時は当たり前のように生活にとけ込んでいたことをうかがわせます。

風習は様変わりしてゆくものではあっても。
満ち欠けする月を眺めていると何かを感じずにいられないのは、今も昔も同じですね。
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by nara-chirindo | 2007-10-24 22:04 | 自然

とある古本屋の一日

今日は買取り依頼があって、朝早くから東九条町周辺へ。
初心者マークは取れたとはいえ、まだまだ運転素人の私。
行ったことのない場所を走るのは緊張するんです。
なのにナビ役の店主は「あ、違う地図持ってきてしもた」ですってよ。
頼りになら〜ん!

人に尋ね尋ねしてなんとか目指すお宅へたどり着きました。
さっそく商談。
書道関係、中国古典文学、何よりありがたい奈良関係などなど。
なかなか良い本が揃っていました。
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これで半分。すでにぎゅうぎゅう。。。

それにしても本の積み降ろしの重いこと。
古本屋って、物静かなイメージがあるかもしれませんが、実は力仕事もするのです。
明日、いやあさってあたり筋肉痛必至かな。

帰りしなに、お庭の鈴蘭の株を分けてくださいました。
室生寺近くの自生地からもらって増やした株なんだそうな。
奈良で鈴蘭が自生しているのは2ヶ所しかないんだそうな。
ご縁があって我が家へ。
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地植えにしたからどんどん増えてくれるといいな♪
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by nara-chirindo | 2007-10-23 22:08 | 智林堂にて
さて昨日のつづき。
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COW BOOKSのトラックは丸ごと本棚なのです。
本は持ち手つきの木箱に収められています。
イベント内容によって、あるいは向かう先によって入れ替えたりするのでしょうね。
うまく出来てます。

ところで、創始者(?)松浦弥太郎さんの姿が見えないけれど・・?
他のお客さんも思うことは同じ。
スタッフに尋ねている声が聞こえてきました。
今回は来られなかったそうです。
移動本屋は必ずご自分でいらっしゃる、と何かの記事で読んだことがあったのですが。
残念。。。

ま、気を取り直して。
本のラインナップはしぶい昭和の随筆が中心のようでした。
串田孫一、深沢七郎、遠藤周作などなど。
手に取ってパラパラめくれば、どの本も一晩奈良の冷気にさらされてひんやり。
ここにあるのは全部、はるばる東京からここ奈良まで運ばれてきた本なんだなあとその時実感しました。
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COW BOOKSオリジナルの雑貨もありました。
私は記念にしおりを購入。
そして3冊の本。
ちょっとお値段設定高めかなと思いつつも、せっかくですしね。
智林堂用ではなく私物本です。

本を選び終えたら、もうひとつのお目当て。
この日のカフェ担当は郡山の豆パン屋アポロさん。
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陽射しの降りそそぐガラスの小屋にて。
いつもとちがう場所なのに、やっぱり「アポロ」は「アポロ」。
目移りしながらパンを選ぶのも楽し、お話するも楽し。
あちらが楽しんでいらっしゃるのがわかるから、こちらも楽しい。
ステキなパン屋さんです。
和風ねぎピザ最高!

知人と思いがけない再開を果たしたり、あの人は来るだろうなという人がやっぱり来ていたり。
森の中での、本と、おいしいものと、穏やかな会話。
これ以上に望むものはないぐらい。
とびっきりの秋の休日でした。
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by nara-chirindo | 2007-10-22 22:03 | 奈良