古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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長文をこねこね

もはや冬ではないんだけれど、春とも言えないこの寒さ。
風が冷たいこと。
桜の咲き具合もしばしストップでしょうか。

今日は少々長めの文章を仕上げる用事があり、ずっとパソコンとにらめっこでカタカタカタ。
一応出来上がったものを知人に見てもらいました。
「う〜ん。。。これではブログやな」との言葉に愕然。
ブログでは読みやすいよう、改行を多くして、ひとつひとつのセンテンスは短めにと心掛けていますが、そういうブツ切りの文章を書く癖がすっかりついちゃっていたのですね。
これじゃいかん、と縦書きで原稿用紙に書き直してみたら、今度は文が固くなってしまう。
ガチガチです。
ここからいかに柔らかくもみほぐせるか。
ひと晩寝かせてから考えよっと。
文章を整える、この過程が楽しいといえば楽しいですしね。

というわけでbagelさん、もうじき完成しますので!
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by nara-chirindo | 2008-03-31 21:05 | 我が家

最後の黒猫堂

小雨の降るなか、桜咲きそむる京都へ。
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店主急逝のため、今日が最後の営業日となったbookshop黒猫堂。
お別れにいってきました。

ゆかりある人達が次々に訪れ、思い出を語っていらっしゃいました。
小さなアルバムが置いてあって、そっとめくっていると危うく涙ぐみそうに。
たくさんの人に愛されていたのですね、高橋さん。

お店の魅力というのは、大部分店主の人柄によるものだということ。
当たり前のようなことに改めて気づかされました。

永遠にさようなら、黒猫堂さん。
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by nara-chirindo | 2008-03-30 21:18 |
古本ソムリエこと、山本善行さん
今日は雑誌の取材を兼ねて、奈良の古本屋めぐりにいらっしゃいました。

何を聞かれるんだろ?
お化粧しといた方がいい?
いっそ着物でも着ちゃおうか??

なんて一瞬舞い上がりかけましたが、いやいやいやいや。
落ち着け落ち着け。
なにも私の取材じゃなくて。
あちらのお目あては古本なんだから、ね。
平常心を取り戻して、いつも通り。
すっぴん&普段着で店番。
結果的にも、そうしておいて良かったです。
浮つかずに落ち着いて応対できました。

11時ちょうどに到着された山本さん。
とてもおしゃれで粋なお方でした。
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均一棚でにっこり。
あつかましいかと思いつつ、そこはブロガー魂。
こちらからも写真を撮らせていただいていいか、とのお願いに快く応じていただきました。

どの棚が、どの本が、智林堂のミソなのか。
的確に見抜かれる眼力に恐れ入りました。
そして、そんな方に「いい本屋ですね」と言っていただけてほっとしました。

十月書林さんや酒仙堂さんにも行かれた今日の模様は、5月頃「ななじゅうまる」という雑誌に掲載されるそうです。
楽しみです!
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by nara-chirindo | 2008-03-29 20:57 | 智林堂にて

はじめの桜

奈良で一番最初に咲く桜といえば。
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氷室神社のしだれ桜。
樹齢400年だとか。
もうすっかり見頃です。
薬師寺の薄墨桜も奈良で一番に咲く、と言われるらしいので、他にもそんな樹が何本かあるのかもしれませんね。
実際はどれが、なんて野暮なことは言いますまい。。。
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ふと聞こえてきた小っちゃい子の声。
「あ、みどりのさくら!」
わかるわかる。
柳の細い枝がね。
しだれ桜と風情が似てますね。

桜の時期以外は静かな静かな神社なのですが。
今は人の姿を入れずに写真を撮るのは不可能なほど。
もう一度、人の少ない早朝にチャレンジするつもりです。
一対一であの桜と向き合ってみたいです。
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by nara-chirindo | 2008-03-28 20:56 | 奈良

野趣あふれる老樹

梅にしろ、桜にしろ。
群れてわ〜っと咲いているのももちろんきれいなんだけれど。
一本だけひっそり、ぽつり、と咲いているような樹にも惹かれます。
山肌だとか、人の来ない空き地の奥だとか。
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人工的に剪定されたことのない、奔放な枝ぶり。

今年は梅の開花が遅れて桜が早まったので、両方楽しめる場所もあるようです。
どちらかだけでいいような気がしないでもないですがね☆
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by nara-chirindo | 2008-03-27 21:16 | 自然

黒猫堂からのお知らせ

昨年の7月と8月。
京都に新しくオープンした古本屋、黒猫堂さんにお邪魔しました。
お店に行ったのは結局2回だけでしたが、お互いのブログを通じてやりとりしていたので、もっと何度もお会いしたことがあるような気がします。

今年1月。
ちょっと体調が悪い、という記事を最後にブログの更新が途絶え。
突然、本当に突然、店主高橋さんの訃報を知ったのです。

黒猫堂にはカフェスペースもあって、夏の盛りに訪ねたあの日、丁寧にそそいでくださるビールがどれほどおいしかったことか。

メガネの似合うクールな黒猫、高橋さん。
もしかすると私より酒呑みだった黒猫、高橋さん。
もっと、もっと、お話したかった。
今でもコップにビールをそそぐたび、高橋さんを思い出すのです。

今後について、友人やご家族の皆さんが奔走されましたが、やはり閉店することに決まってしまった黒猫堂。
3/30(日)の一日だけ、最後の営業をされるとの連絡が入りました。
行ってこようと思います。
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by nara-chirindo | 2008-03-26 21:18 |

椿の寺 その2

さて続きです。
天然記念物でもある白毫寺「五色椿」。
東大寺開山堂「糊こぼし」、伝光寺「散り椿」とともに大和三名椿として知られる樹。

やっとお目にかかれたその姿の、何がそんなに予想外だったのか?
五色もないやんってこと?
いえいえ、それは知っていました。
赤、白、絞りを五色、と言い表すということ。
そりゃ1本の樹に赤や黄色や紫や、と咲くのはありえませんものね。
そのことじゃないんです。
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しっかり囲われている。。。
近寄れないとは知らなかった。
五種類をマクロ接写するつもりだったので、がっかりしました。
望遠カメラがあればいいだけの話ですが。
見頃は桜の時期とおなじぐらいらしいので、少し早すぎましたしね。

でもまあ椿はこの樹だけじゃなく、境内にたくさん。
被写体には事欠きません。
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大神楽、あけぼの、緋車などなど、それぞれにそれらしい名前が。
西洋でのバラとちょっと扱いが似てますかね。

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落ちた椿の赤と苔の緑。目にしみるような美しさ。

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堂内の注意書きが、お寺に似つかわしからぬ丸文字なのもご愛嬌。

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帰り道は下界へおりてゆく、という気分になります。
近くにはさらに見晴らしの良い公園もありますよ。
ハイキングがてら、桜の時期にぜひ♪
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by nara-chirindo | 2008-03-25 22:09 | 奈良

椿の寺

我が家の近所には椿の樹がとても多いのです。
それぞれのおうちで丹誠込めて育てられているものあり、山に自生しているものあり。
きっとこのお寺が近いということも影響しているに違いない。
五色椿で有名な白毫寺。
うちから3分ほどのところ。
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けっこうな石段が続くので足の悪い方には少々つらいかも。
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ぽつりぽつりと落ちている椿を横目に見ながら山門をくぐり、さらに続く石段。もうひと息!
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やっと登りついて振り返れば、眼下にひろがる奈良盆地。
天気がよければ二上山、葛城山も見えます。
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椿以外の花もいろいろ。さすがは関西花の寺第18番。
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本堂前に立派な椿の大樹があるので、てっきりこれが五色の椿かと。
見知らぬおじさんが横で「これやこれや」って言ってましたし。
それにしてはどう見ても一色。。。
念のため奥に進んでみてよかった。
ちゃんとありました。
ありましたが。
そこには予想とは違う姿が・・??
明日へつづく。
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by nara-chirindo | 2008-03-24 22:04 | 奈良

酒仙堂さんの謎

今日も店番の後はいつものコース。
奈良町の古本屋さん、酒仙堂へ。
なぜか寄りたくなってしまうお店。
用事がない日でもついふらふらと。
その吸引力のなぞが解けました。

江戸時代にこの近辺の人々の集会所、および自治の拠点と定められ、時には酒盛りもあったという「薬師堂郷」。
それがまさに、現在酒仙堂さんのある場所だったんですって。
な〜る〜ほ〜ど〜!
人が集ってきてお酒を酌み交わす、そういう磁力があるわけです。
そりゃあ今日もまたまた酒盛りになったって仕方あるまい、と。
いつもごちそうさまです。

ご店主の高校時代の恩師もいらっしゃって、面白いお話も聞けました。
むか〜し京都の古本屋では、見込みのある若いお客さんには「あんさんの勉強になるんやったら」とお金を取らないこともあったとか。
この道70年、とおっしゃるだけあって、奈良、京都、大阪の古本事情は知り尽くしていらっしゃるよう。
智林堂にもよく来ていただいているのです。
うちみたいに新参の古本屋は、こういうお客さん方に育てていただかなくては。

こんなにいろんな年代の方と同じ場でくつろいでお話させていただくことなんて、普通はなかなかないと思うんです。
得難い時間、貴重な場所です。
本好き、奈良好き、物好きな皆さま。
週末は現代の薬師堂郷、酒仙堂さんでお会いしましょう。
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by nara-chirindo | 2008-03-23 22:05 | 智林堂にて

春の花

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駐車場の真ん中に、いきなり一輪のたんぽぽが。
今まで何も無いと思い込んでいたところ。
葉っぱもつぼみもずっとあったはずなのに、目に入ってなかったようで。

ほったらかしで荒れ放題だった畑にも彩りが。
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菜の花?
いえいえ。
放置ブロッコリーの成れの果て。

春の花といっても桜ばかりじゃないですね。
地面に近いところにも、小さくてかわいい春がいっぱいです。
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by nara-chirindo | 2008-03-22 21:48 | 自然