古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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気になる浮見堂

さて個人鹿寄せを堪能した後は、浮見堂へ。
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空を映す水面は、アメンボ天国。
いつも同じことばかり言ってる気がしますが、本当にどの季節に来ても絵になる場所です。

今日のお目当ては、もちろんアメンボ、ではなくて合歓(ねむ)の花。
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この優しげな風情が好きで、毎年たしかめに来てしまうのです。
ふわふわと羽毛のような、不思議な花。

それにしても。
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ベタベタと目立つんです。
橋のいたるところに「腰掛不可」「転落注意」の貼り紙。
ものものしい。。。
事故でもあったんでしょうか。
それとも木が痛んできていて危ないとか。
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よく見ると欄干や橋桁に修繕の跡がちらほら。
浮見堂にいったい何が・・??
気になるなあ。
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by nara-chirindo | 2008-06-30 22:23 | 奈良

初夏の鹿寄せ

飛火野の鹿寄せといえば、奈良の冬の風物詩。
あれは無料で見学自由なわけですが。
個人的に鹿の愛護会へ申し込めば、好きな時に実施してもらえるということはあまり知られていないのではないでしょうか。
有料です。
ちとお高いです。(2まんえん。。。)

ああいうオープンな場所なので、申込者以外は閉め出されるってことはないですよね。
たまたま通りかかったりしたらラッキーですね。
というわけで、今日は個人鹿寄せに便乗させてもらってきました。
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便乗者にしては、あつかましく近寄りすぎていることがバレてしまう写真ですな。
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あの黒いのは何ぞ?と思ったら、ホルンのケースでした。
前までこんな物はなかったような。
新しいホルン、買ったのかな。
戦時中からの古いものを使っていると聞いたことがあったのですけどね。
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バンビちゃんはまだ怖がって近付いてこないらしく、一匹も姿が見えませんでした。
鹿寄せ慣れした大人の鹿ばかり。
愛護会のお兄さんの解説によると、今の時期はこの角にも血液が流れていて、ケガをすると血が出るんですって。
さわるとあたたかいんですって。
秋には血液は止まり、枯れ角となり、早春にはポロリと抜け落ちる、と。
ほほぉ〜。
またまた便乗者の立場を忘れて聞き入ってしまった。

ちゃんと正規の料金を払われたお客さん、愛護会のお兄さん、すみませんでした。
追い払われたりイヤな顔をされたりしてもおかしくなかったのに、見逃してくださってありがとうございます。

ちとお高いとはいえ、大勢で申し込めばまあ何とかなりそうなお値段。
個人鹿寄せに興味のおありのかたは鹿の愛護会までお問い合わせを。
またまた私がひょっこり混ざっていても、どうか見逃してくださいまし。
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by nara-chirindo | 2008-06-29 22:00 | 奈良

秋篠の森へ

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前回前々回に訪れた時より、森がずっとずっと成長していて圧倒されました。
緑が濃く、深く。いきいき。
梨やらぶどうやらブルーベリーやら、果樹がたくさんあるのがうらやましいんです。

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広くなった雑貨「月草」では、限定販売のハンモックに目がくぎ付け。
色がとってもカラフルで、布タイプと網タイプあり。
森を見てきたところだけに、木陰でゆられて優雅にお昼寝〜♪のイメージ(妄想?)がパーッと脳内に広がっちゃって。
かなり本気で欲しくなりました。
冷静になれ冷静に。。。
あぁ、でもやっぱり買っちゃうかも。
ハンモック経験のあるかた、いらっしゃいますか?
実際のとこ、あれってどうなんでしょうね??
誰か私をとめてください〜!
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by nara-chirindo | 2008-06-28 21:37 | 奈良

バンビの季節

梅雨の晴れ間には、奈良公園へ。
鹿撮りにちょうど良い季節。
ボサボサだった冬毛がやっときれいな茶色の夏毛に抜け変わって、芝生の鮮やかな緑に映えるんです。
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この「鹿の子」模様が見られるのも、夏毛の間だけ。
私、子鹿とメス鹿にだけある模様だと誤解していたんですけれど、たぶん子鹿の生まれるこの時期と重なるからなんとなくそう思い込んでいたんでしょうね。

そんなことを考えながら歩いていると、
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バンビちゃん発見〜♪
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見事に小川をひとっとび・・・のように見えますか?
どうしても渡れなくて、くるっと回れ右して逃げてゆくところです。

こちらは別のバンビちゃん。
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肝心なところが撮れてませんね。。。
お母さんに励まされてチャレンジする子も。
ぼちゃんとはまってましたけどね。
バンビたちの試練。ガンバレ。

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しつこくカメラで狙っていたら、母鹿がとうとう立ち止まってキッと睨んできました。
あっヤバいかも・・と身構えたのに、やおらシッポをあげておしりから黒いものがポロポロポロ。
気ぃ抜けるわ〜。
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でももう、深追いはやめておきます。

今さらこんなこと書いても説得力がないですが、この時期の母鹿は子鹿を守るため気が荒くなっていますので、あまり近づきすぎない方がいいらしいです。
皆さん、お気をつけくださいませ。
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by nara-chirindo | 2008-06-27 23:29 | 奈良

etcetra etcetra!

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「暮らしのエトセトラ vol.3」でました。
「もの」と「ひと」の小冊子。
良い紙、きれいな写真、デザインのセンス。
さすがのbagel編集長。

テーマを決めて、人と折衝して、写真も撮って、レイアウトを考えて、何度も何度も細かい部分をやり直して。
編集作業とはきっと、めちゃくちゃ大変なことなんだろうなと思います。
でもきっと、めちゃくちゃ楽しくもあるんだろうな。
この冊子作りに関わった人達の笑顔が見えてきそうな、充実の内容です。

私もほんのちょこっとだけ、文章書かせていただきました。
素顔をさらけだしてます。(←ウソ)
どこにいるか見つけてくださいまし。

一般の書店では入手できません。
取り扱い店は、豆パン屋アポロさん、南果さん、sisiさん、風草木さん、夢キューブ内のパステルレコードさんなどなど。
書ききれませんが、20店舗ほど。
ネット販売もされています。
くわしくはbagelさんこやたよりへ。
智林堂には置いておりませんので、ご了承ください。
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by nara-chirindo | 2008-06-26 23:19 | 私物本

新ブログとヘタレ心

今朝の朝日新聞に、「筒井康隆氏がブログ」との記事。
24日から開始とのことで、つまり生まれたてのほやほやです。
朝っぱらからさっそく見てきました。
縦書きで、本をめくるように読ませるデザイン。
そしてコメント欄。
コ、コメントですよ・・!

え〜ここで少々解説いたしますと、私、かつて熱狂的な筒井ファンだったことがありまして。
多感な中学生前後の時期に夢中になっていました。
進路なんかも実は筒井氏の影響を受けてるんですよね。
親には内緒。
今はもうそれほどでもない(失礼な・・)とはいえ、私にとっては特別な存在なのです。

その筒井氏と、コメントを通じてやりとりできちゃうって?
しかもまだ誰も投稿してないみたい。
私が第1号?
えぇ〜、ど〜お〜し〜よ〜!!

ひとりで大興奮ですよ。
何を書こうか迷って迷って迷ったすえ、
・・・やめときました。
ヘタレ。

いや、だってね。
名前、住所、電話番号、メルアド、などなど入力しなきゃいけないんですよ。
そこからさらに、チェックされてOKの出たコメントだけ掲載されるらしいんですよ。
そのシステムに恐れをなしたのと、全国的にアクセスされるであろうところに無防備に近づくのはどうなんやろ?と警戒する気持ちもあって。
しばらくは様子を見ます。
いつか思い切って書き込んじゃうかもしれませんけどね☆

<筒井康隆氏のブログ「偽文士日碌」はこちら>
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by nara-chirindo | 2008-06-25 22:12 |

買い取り奮闘記 後編

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さて、昨日の続きです。
懐中電灯を手に、廃屋の暗闇の中をソロリソロリ。
「ちょっと2階も見てきてや」と店主。
え〜、ひとりで?
それは怖いですわ。。。
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ぎしぎしと階段をあがってみると、2階の方が明るかったのでホッ。
太陽光のありがたさ。

子供部屋として使われていたようで、いろんな物が雑多に積み上げられています。
おっ、チャップリンの映画のポスター。
懐かしいな、マンガ『ど根性ガエル』。
髪の毛がふさふさしている頃の松山千春の本とか。
大量のSF小説、音楽雑誌とか。
う〜ん、どれが価値があるのやら。。。
まだまだ眼力のない私には判断できず。
店主のアシストに徹することにします。
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あ、でもこれは私が掘り出したもの。
ザ・タイガース、ピンクレディ、あのねのね、南沙織の17才、などなどのレコード。
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1階の大人の本棚から、店主の掘り出したもの。
レアだそうです。

一緒に行った骨董屋さんは欄間をとりはずしていました。
さすが、目の付けどころがちがうなあ。
あれも一種の芸術品ですものね。
うつわがはしゃぐ、という言い方をされていたのが面白かった。
「そのガラス、だいぶはしゃいどるなあ」というように。
フタ部分がずれて合わなくなっていることですって。
なるほど〜。

窓が開かないので、気のせいか息苦しくなってきたような。
そろそろ運び出しを急ぎましょう。
今回は量のわりに軽いので助かりました。
つまり、紙質の悪い戦前・戦中・戦後すぐあたりの本が多かったと。
奈良は戦火で焼かれていないから、こういう本が普通のおうちに残っているのですね。

そのおうちも、いよいよ役目を終えようとしています。
何世代もの人々が暮らしてきたであろう家。
朽ち果てかけて、もはや植物たちにのみこまれてしまいそう。
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結局のところ、最後に残るのは植物ということなのかな。
諸行無常。

せめて、今回買い取った古書の数々が、それを本当に必要とする人の手に渡って、命ながらえることができますように。
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by nara-chirindo | 2008-06-24 23:11 | 智林堂にて

買い取り奮闘記 前編

同じ商店街内の骨董屋さんから、お声がかかりました。
骨董品を買い取る仕事を請け負ったところ、本もたくさんあるようだったから、君んとこ一緒に来る?と。
ありがたいことです。
骨董屋さんは不動産屋さんからお話がきたそうで、なるほど、仕事とはこうやってつながってゆくものなのか。
こういうツテは商売の宝物。大事にしないといけませんね。

さて、現場となる取り壊し寸前の廃屋があるのは、京終町のあたり。
おっと、奈良にお住まいでない方はこの町名はご存知ないですね。
きょうばてちょう、と読みます。
市内循環道路から一本ずれるだけなのに、ものすごくレトロな家が軒を連ねています。
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歩きながらふと目に留まった、こんなものも相当古そう。
なぜに京終の町名表示板に高島屋??
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骨董屋さんに案内していただいて、この通路の奥へ。
落ちた瓦に足を取られながら、おそるおそる進みます。
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う〜む。廃屋。たしかに。
壁や屋根のすきまから漏れる細い光。
べこべこどころか、ぶよんぶよんの畳。

今までに3軒ほど、あとは取り壊すだけ、というお宅に伺ったことはあります。
でも、電気も水道も完全に止まっている現場は初めて。
そして昔の家の造りは、家の中が暗い。
つまり、懐中電灯だけを頼りに、厚くホコリの降り積もった室内を、畳を踏み抜きそうになりながら本を探さねばなりません。
思っていたよりも過酷な作業になりそうです。
はたして掘り出し物は見つかるのか・・?

続きはまた明日。。。
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by nara-chirindo | 2008-06-23 22:55 | 智林堂にて

女子の古本屋

とうとう、私のもとへ!
先日から探していた本をあるお方から譲っていただきました。
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これこれ。
岡崎武志著『女子の古本屋』です。
かわいい表紙ですね。

じめつく天気のせいか、今日は店がとっても暇だったので、店番中に一気に読み終えました。
13人の女性古書店主列伝。
いや〜充実してましたよ。
女子とくくってあっても、当然ひとりひとりまったく違う経緯でまったく違うお店をやっていらっしゃるわけで。
興味深いお話のオンパレード。
皆さんに共通しているのは、
紆余曲折を経て、でも最終的に水が流れるように自然な形で古本屋にたどりついたということ。
ひと儲けしてやろうというギラギラした考えで始めたのではないこと。
何より、この仕事が好きで苦にならないこと。
でしょうか。

お客さんや同業者に鍛えてもらいながら、本と人とのめぐりあいに立ち会う日々。
不思議なぐらい、ひろがってゆくご縁。
それがどれほど幸せなことか、私には実感できます。
良い本でした。
お譲りいただいたnaraphotoさん、ありがとうございました。
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by nara-chirindo | 2008-06-22 20:01 | 私物本

雨宿り

雨のやみまに、と思って散歩に出たら、5分も歩かないうちに大粒の雨がぼたぼた。
梅雨の空をなめちゃいけませんでしたね。
ザザ〜ッと思いっきり降ってきて、公園のあずまやへ駆け込みました。
周りを雨に囲まれて、犬と身体を寄せ合っていると、なんだか自分達だけ世界から孤立しているような気分。
そういえば雨宿りなんて、何年ぶりだろう。
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さ、小やみになったよ。
急いでおうちに帰ろうね。

雨が降った後の草っ原は、銀色に見えることがあってきれいです。
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by nara-chirindo | 2008-06-21 22:42 | 自然