古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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何の変哲もない智林堂の看板。
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なにやら貼り紙がしてありますね。
アップにしてみましょう。
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な、なんですと!?
さんざん迷って、結局大枚はたいて私物で購入したあの本がもう古本界に流れてきたとは!
早まったかな〜。
いやま、いいんですけどね。
この奈良本が智林堂の棚に並ぶのは喜ばしいことなんだから。うん。
と、自分をなだめてます。。。
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『奈良市今昔写真集』の前身ともいうべき『奈良市の100年』も入荷しております。
(「み」さん、その節はお教えいただきありがとうございました)
写真の重複はありませんので、両方揃えて見比べるととても面白いかと。
『100年』の方がタイトル通り、歴史を追うといったコンセプトがよりはっきりしているように思います。
戦時色が濃くなってゆく様子ですとか。
鉄道の発展の様子ですとか。
三条通配管工事、あやめ池遊園地を訪れた東條英機、日吉館の看板が下ろされる日などなど、興味深い写真がたくさん。

『奈良市今昔写真集』2008年 ¥8000
『奈良市の100年』1993年 ¥6000

どうしようかと迷って見送られたかた、ささ、チャンスですよ♪
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by nara-chirindo | 2008-11-30 21:20 | 店主代理おすすめの一冊

東の空に

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虹は音がしないから、気づくには偶然空を見上げるしかない。
もう消えかけだったけれど、ちゃんと気づけてよかった。
呼びかけられたのかな。
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by nara-chirindo | 2008-11-29 22:11 | 自然

ひとり店番の日

店主は旅行好きです。
国内も、国外も。
けっこうな頻度で出かけていきます。
出不精で、いまだ飛行機に乗ったこともない私とは対照的。
同じ親元で育った兄妹なのに、この違いはどこからくるのやら。

というわけで、昨日から和歌山方面にお出かけ中の店主にかわり。
今日は私が開店から閉店までのフル店番でした。
数時間後に店主とバトンタッチできるいつもとは違うから、トラブルがあろうとひとりで持ちこたえないといけないと思うと、やや緊張。
それに、一番の懸念はトイレ問題。
店の中にはないもんですから。
できるだけ水分を採らないようにしてしのぎます。
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少し早めの時間にお客さんの切れ目を狙ってシャッターを降ろしました。
なんとか無事終了。
やれやれ。

外はもう真っ暗。
小雨降るなか自転車こいで、一路我が家へ。
昨日から煮込んでおいたおでんと日本酒で夕飯。
やれやれ!

でもフルタイムで働いていらっしゃる方はいつもこんな、いやもっとハードなんでしょうね。
皆さま、今日もお仕事お疲れさまでした。
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by nara-chirindo | 2008-11-28 23:05 | 智林堂にて

ディープ!

さて大門(おおもん)市場です。
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車で前を通るたび、気になっていました。
特に北側の出入り口が。
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この奥深さ・・!
ここから入るにはちょっと勇気がいりますわ。
北は断念、ぐるっと回って昨日書いた「ごはん芽屋」さんの近く、南側の出入り口から潜入開始。
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こういうディープな商店街、大好きです。
ゾクゾク、ワクワク。
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いきなりの、これはいったい何でしょ?
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これもまた何でしょ??
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このポスターは後藤久美子かな〜。
レア物だったりして。

時がとまったようなお店もあり、意外な活気を見せるお店もあり。
いちげんさんお断り的な雰囲気を感じたのは最初だけ。
ゆっくり見ていると楽しいのなんの。
大型ショッピングモールにはない味わい。
馴染みになれば、きっともっと居心地いいのでしょうね。

約50年前からある、奈良で最古の公設市場なんだそうです。
最近は奈良女子大学生と組んでイベントが企画されることも。
まだまだ現役、大門市場。
これからも時々買い物に行ってみよっと。
いつかは北側通路から堂々と出入りできますように☆
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by nara-chirindo | 2008-11-27 23:51 | 奈良

なごむごはん

またおいしいお店を知ってしまいましたよ。
ごはん芽屋(may-ya)
少々わかりづらい場所なので、だいたいの見当で行くのは危険かも。
あたりを10分ほどウロウロしてやっと見つけました。
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長屋が続く、この路地をずんずんと。
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ほぼ突き当たりの左側。
感じのいい入り口です。

女性がひとりで切り盛りされているよう。
最近そういうお店が多いですね。
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ひとつひとつちがうデザインの椅子がかわいい。
家ではなかなか真似できないです。
無難に全脚そろえてしまう。
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本棚も充実。
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あら、これは♪

そして肝心のお料理。これがもう。
おいしいんです〜。
ひとくち目のお味噌汁から、ここは当たりだ、と確信。
メインは魚か肉か選べます。
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↑魚バージョン、↓肉バージョン。
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メインは両方お願いする手もあり。
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おもてに面した大きな窓側の席が、空も見えて意外とくつろげます。
人通りが多いと落ち着かないのでしょうけど、路地奥だから通るのは近所の猫ぐらい。
白猫が、茶虎が、目の前でごろんと寝転がってひなたぼっこ。
ああ、なごみますわ。。。
またすぐにでも行きたくなる、いいお店でした。

場所は簡単に言うと、あの大門市場の裏です。
ん、もしや大門市場をご存知ない・・?
ではそちらはまた明日にでも☆
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by nara-chirindo | 2008-11-26 23:15 | 奈良

雨あがり

夕方のにわか雨。
あがった後は、つかの間の夕焼け。
今だ!とばかりに長靴はいて、犬の散歩に出かけます。
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この時期限定、カラフル落ち葉をふみしめて。
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雨に洗われた清々しい空気。
深く息をするだけで、身体にいいことをしているような。

ストレス解消法は、きっと人の数だけ。
私にとってはこういう時間が、明日への活力です。
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by nara-chirindo | 2008-11-25 21:58 | 自然

おすすめ本 内田百閒編

内田百閒といえば。
私が店番を始めて間もない頃、買い取りでどっさり百閒の文庫本ばかりを持ってこられたお客さんを思い出します。
文庫本の買い取り価格はだいたいこの程度、ということは店主から聞いていたので、愚直にその値段×冊数で買い取り価格を告げました。
一度出した本を憤然とまた紙袋に詰め直したお客さん。
ひとこと、「安すぎるっ!」
今思えば、絶版文庫や高額文庫も多数混ざってたんですね〜。
わかってない古本屋だと思われたことでしょう。
あっ、これは店主に内緒にしてた話だったっけな。。。

現在はこれだけです。
もっとズラリとあった気がしていたのですが、根強い人気があるから順調に売れていったようで。
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本日がお誕生日のあのお方が「ノラや」という随筆を読んでみたいとおっしゃるものだから。
私も読んでみたくなりました。

いや〜内田百閒、いいですね。
好きなように奔放に書いていながら、読み手を自分のペースに巻き込む文章のうまさ。
偏屈、なのに滑稽。
「ノラや」で見せる、悲しみでヨレヨレの姿。
それを自分自身で書いているというすごみ。

今まであまり読んでいなくて、もったいないことでした。
たーさん、きっかけを与えてくださってありがとう。
お誕生日おめでとうございます!
パチパチパチ☆
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by nara-chirindo | 2008-11-24 23:15 | 店主代理おすすめの一冊
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淡路島がこんなに近いとは知りませんでした。
高速道路ってすごいなあ。
教習所の高速教習以来、自分では走ったことないけれど。

食べて、呑んで、温泉、マッサージチェア、また食べて、呑んで。
難しいことは何もなしの、おまかせ旅行。
たまにはこういうのもいいもんです。
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by nara-chirindo | 2008-11-23 21:58 | 我が家

国宝の楽しみ方

これも昨日の話です。
抜けるような青い空に後押しされて、やっとこさ行ってまいりました。

興福寺国宝特別公開2008(10/18〜11/24)

本来、年に1日しか開扉されない南円堂。
今年は特別に1ヶ月以上にもわたって公開されて、しかも五重塔の内部(初層のみ)にも入れるのだとか。
そりゃ奈良っことしては行かねばなるまい。
意気込んでいたわりには会期ギリギリになってしまいましたけどね。

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初めて入った南円堂。
中は意外なほど天井が高くて、立派なお堂でした。
厚い熱い信仰の思いが封じ込められているような。
静かな風が吹き抜ける北円堂とは、またひと味ちがう雰囲気。
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五重塔の中も初めて。
こちらはだいぶ狭くて薄暗いです。
奥に見えるは急な階段。
のぼらせてもらえないのはわかっていたけど、のぼってみたかった〜!
ね、naraclubtsushinさん。
いつかそういう機会が訪れないものか。

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東金堂と、ついでに国宝館にも。(国宝館は別料金がかかります)
見物のおばさまがたが阿修羅像をみて「いや〜ん腕ほっそいわあ」。
う、確かに細いわ・・と思ってしまったのがこの日一番の印象としてインプットされちゃいました。
おばちゃ〜ん。。。

実のところ、私は特に、お寺や仏像が好きだというわけではないんです。
どこどこのご本尊がどうの、と言われてもまずお顔が覚えられないし。
ただ、たとえば白鳳時代だとか、そんなにも古くに作られたものがいま自分の目の前にある、という不思議さを感じるのが好きなのです。
仏像を拝んでありがたやと思うより、それを実際に彫った人、あがめた民衆、大事に祀ってきた僧侶、そういう人達の姿や心情をありありと想像してみるのが好きです。
バチ当たりな楽しみ方なのかもしれませんね。

国宝特別公開は24日、今度の月曜日までです。
南円堂、五重塔初層、東金堂の共通拝観チケットは大人1000円。
国宝館は団体割引が適用されて500円のところ400円。
めったにない機会ですので、よろしければぜひ。
みなさま、それぞれの楽しみ方をなさってくださいませ。
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by nara-chirindo | 2008-11-21 23:13 | 奈良

奈良の朝

冷え込んだ朝。
いつもより一時間も早く目が覚めたので、まだ暗いうちからカメラを持って外へ。
自転車に乗れば、身をきる寒さの心地よさ。
学生の頃やっていた早朝アルバイトを思い出しました。
6時〜9時、パン屋さんでの調理補助のバイト。
なつかしや。

しかしまあ、日の出を狙っていたのか、こんな時間からカメラマンが大勢おしかけているとは予想外。
朝もやに煙る浮見堂あたり、レンタカーのマイクロバスで乗り付けた団体さんがあって驚きました。
だって6時頃ですよ。
神戸ナンバーでしたよ。

飛火野方面に移動しても人の多さは同じ。
思うような写真を撮るため、鹿をエサで誘導したり演技をつけたり。
「もっと白い息を吐いてくれんかな」と注文したり。
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三脚&一眼レフがずらりと並ぶ前を横切るわけにもいかず、遠慮がちな写真しか撮れませんでした。
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雪消の沢にも薄く氷が張っていました。
真夏にはここでよく鹿が水浴びしているものだけど、今それを思うと心臓が凍えそう。。。
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朝のうちだけは鹿天国だから。
赤信号でも平気。
昼間は気をつけてね。
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もみじもずいぶん色づいてきました。
イチョウは早くも終わりかけですが、地面に散り敷いた黄金の葉がとても美しいです。

談山神社や、正暦寺や。
紅葉の名所と言われる場所は数あれど、奈良公園も決してひけをとらないと思います。
まだぽつりぽつりではあっても、ハッとするほど見事なもみじがあちらにもこちらにも。
広範囲を自由に散策しながら、好きなだけ眺められるというのが何よりもいいですね♪
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by nara-chirindo | 2008-11-20 22:29 | 奈良