古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


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奈良一箱古本市レポート

そうなんです。
東大寺転害門からすぐ、あの大門市場にて。
今日と明日、奈良一箱古本市が開催されてます。
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手書き看板がこの市場の雰囲気にマッチしてますわ。
違和感なし。
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天井の低い、ディープな通路を奥まで進んでみましょう。
つきあたりにちょっとひらけたスペースが。
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おっ♪やってるやってる。
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「一箱」といっても、それぞれディスプレイにも凝ってらっしゃる。
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ワインの木箱とか。
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しおりにレモンユーカリの葉だなんて、ステキ。
(絶対もらって帰ろうと思ってたのに忘れた・・)
プロ業者のつどう古本市とはちがって、なごやかな雰囲気。
和気あいあい。
スペースもほどよい感じ。

すみからすみまで眺めている時、ふと横からの視線をキャッチ。
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         「入れてくださいなっ」
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おねだりされちゃいました。
でも市場の人に怒られるから、扉を開けてやっても絶対中には入ってこないんですって。
おりこうさん。

頼まれれば気軽に他のブースの店番もしてあげたり、お互いのお客さんを紹介しあったり。
箱主さんたちが楽しんでいらっしゃるのが伝わってくるイベントでした。
今後も奈良の古本市として定着すればいいですね。
私もいずれは出店させていただくかも。

開催は明日30日の15時頃まで。
駐車場は市場の南側に少し、あと正面道路をはさんで反対側には料金お安めのコインパーキングが点在しています。
くわしい場所や箱主さんの自己紹介などはコチラをどうぞ。

おまけ。
大門市場には3ヶ所の出入り口があるわけなのですが。
私が一番気になるのはなんといっても北口。
帰り道にわざわざぐるっと遠回りしてみました。
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おおっと。
壁1枚へだてたところにこんなに鹿がたむろしていたとは、中にいた皆さまもご存知ありますまい。
さすが大門。さすが北口。
最後まで面白かったです☆
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by nara-chirindo | 2009-08-29 20:15 | 奈良

遅ればせながら・・

先日京都の古書善行堂さんへ行った時。
いただいてこようと思っていながら、すっかり忘れていたものがありました。
その2日後、店主も行ってきたというのに。
同じくすっかり忘れていたそうな。

林哲夫さん作、善行堂さんのDMハガキです。
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このロゴマーク、いいなあ。
本の図案化というと、こう、パカッとひらいた形になってしまいがちですやんか。
積み重なっていて、ちょっとだけずれていて、それでちゃんと、本。
すごいな。

結局DMはどうしたのかといいますと、、酒仙堂さんがたくさんもらってこられたのを智林堂にも分けていただいたのでした。
いつもお世話になっております。。。
おかげさまで、たっぷりあります。
電話番号も地図も載っていますよ。
古本好きな奈良の皆さま、善行堂詣での前に1枚、ぜひどうぞ。
レジ前に置いてありますが、値付け前の本がどっさり積み上げられているような時は見つけにくいかもしれませんので、ご希望のかたはおっしゃってくださいまし。
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奈良とはちがって街が広い京都。
古本屋めぐりと言っても一日ではまわりきれませんね。
続々と新しいお店もオープンされているし。
今度は町家古本はんのきさんやKARAIMO BOOKSさんにも行ってみたいものです。
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by nara-chirindo | 2009-08-27 21:00 | 智林堂にて

元興寺地蔵盆 祈りの夜

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灯明皿に書かれた文字は「家内安全」が圧倒的に多く。
ありきたりのようでいて、誰もが本当は心から願っていること。

明日24日(月)の昼間は境内にて「地蔵盆まんぷく供養夢まつり」です。
恒例の料理人屋台が並びますよ。
昨年は日曜日開催だったから、そりゃもうとんでもない人出でした。
今年は少しはマシになるでしょうか。
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by nara-chirindo | 2009-08-23 22:19 | 奈良

浮見堂専属モデル

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すらり。よっ、美脚だね!
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いいチョキしてるね〜。
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長いまつげ、琥珀色の瞳。
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今年度ミス浮見堂はあなたに決定☆
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by nara-chirindo | 2009-08-22 22:55 | 奈良

気になる。。。

ああ、気になる。
近所のA中学正門横に、数日前から黒い仔猫が3匹。
最初のうちは母猫も一緒だったから、まあそれなら大丈夫やろと思っていたのです。
いつの間にか仔猫だけになって。
日に日に痩せていって。
それでもその場を動かず、3匹でじーっと待ってるのです。
死んだようにコテッと横になっていることもあるから、通るたび気になって気になって。

ちゃんと飼ってあげることができないなら、安易にエサをやってはいけませんわね。
周辺のおうちにはニオイや糞害という問題もありますわね。
でも、目の前で弱りつつある命を見過ごしていいものか・・?

迷いながら、とりあえず様子を見に。
向かう途中で爆音を響かせるハーレー(っぽいでかいバイク)、ノーヘルスキンヘッドのお兄さんとすれ違う。
ややあってお兄さん、また後ろから飛ばしてくる。
そしてなんと猫だまりの前でバイクを停め、ビニール袋からキャットフードを取り出したではないですか!
「ケンカするなよ〜」なんて優しく話しかけながら。
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他にも気にしている人がいたんだなあ。
お互い知らないだけで、何人もいるのかもしれない。
ちょっと安心した。

ガリガリで骨の感触が痛々しくて、耳と眼だけが大きくて。
でも猫らしい身軽で伸びやかなしぐさ。
どうか、なんとか生きのびて、幸せな猫になっておくれ。
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by nara-chirindo | 2009-08-20 22:32 | 我が家

専門書の山

久々に大口の買い取りです♪
お相手は某N女子大学。
退職される先生が研究室のご蔵書を処分なさりたいとのこと。
ご専門は地理学と民俗学でいらっしゃいます。
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どーーーん。
さすが、大漁。いやいや大量。
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こちら、モンゴル語だそうな。
縦書きか横書きかすらわかりません。。。
ちなみに、横書きだと見当をつけて写真を撮ったのですが、後で調べてみたら正しくは縦書き、しかも左から右へ読むらしいです。
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本物の専門書の、この茶色い感じがたまりませんね。
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洋書もいろいろ。
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ラヴリーなメモ付き。
きっとゼミの学生さんがお手伝いされたんでしょうね〜。
まさか教授ご本人の書かれたものだったりして。
それならそれで、これまたラブリー。

実は今回の買い取り、私は留守にしていたのでノータッチだったのです。
智林堂からN女子大といえば近いような近くないような、微妙な距離。
車なし、助手なしの店主がこの大量の買い取り本をいかにして運んだか?
なんと、そのあたりにいた女子学生さんたちにバイト代を出すからと声をかけて手伝ってもらったそうです。
シャイな店主にそんなナンパまがいのことができるとはねえ。
重かったでしょうに、N女の学生さん、お世話になりました。

このような専門書の買い取りも大歓迎です。
大学関係のかたで蔵書処分を考えていらっしゃるならぜひお声を。
以前は某図書館へうかがったこともありましたし、智林堂の名前が認知されつつあるのなら大変ありがたいことです。
もちろん個人宅への買い取りもおこなっておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
(内容、状態によっては買い取れない場合もあります。ご了承ください)

電話番号は0742−24−2544/24時間にっこり読も読も!
どうぞよろしくお願いいたします。
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by nara-chirindo | 2009-08-18 21:14 | 智林堂にて

お盆休み

いえいえ、誤解されませんように。
智林堂はお盆中も休まず営業いたしております。
通常通り木曜日のみ定休ですのでどうぞよろしく。
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今年の燈花会も無事終わりましたね。
今夜は高円山の大文字送り火。
飛火野からきれいに見えますよ。
浮見堂あたりもいいかも。
平城宮跡でもよく見えるそうです。
私は残念ながら奈良におりませんので、皆さまのブログで見せていただきます。
皆さま、よいお盆休みを。。。
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by nara-chirindo | 2009-08-15 13:48 | 奈良
連夜お送りしてまいりました京都下鴨神社古本祭り編。
今日で最後。
総括でございます。

岡崎武志さんに「そんな荷物もってる女の人、普通いないよ」と言われながらも根性で奈良まで持ち帰った大量の本。
10キロ以上ありました。。。
会場でクロネコの宅配受付もしていたけれど、1000円前後かかりますから。
そのお金で何冊買える?と思っちゃうと、ねえ。

ではではその内容をご披露。
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ほとんど奈良本です。
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これ、ちょっといいんじゃないかと思ったんです。
飯島幡司「青衣女人」昭和17年。
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あと、大正の頃の写真雑誌ですとか。

ま、今日店主に見せたところ、悪くはないけど飛び抜けて良くもない、というような反応でした。
自分が一番わかってますよう。
でも全然買えなかった2年前からくらべれば少しは進歩。
勉強勉強、と。

そして昨日には店主も下鴨へ参戦してきまして。
私に輪をかけた大量買い。
さすがに持っては帰れず、ダンボールひと箱、本日どかんと届きました。
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志賀直哉が200円であったとは。
気付かなかったな〜。
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これは店主のカンでさっと抜いたのだとか。
ジョルジュ・サンド「薔薇色の雲」。
中にこんなものまではさまっていたりして。
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昭和27年の少女愛読者新聞ですってよ。
これだけでも売れそう。
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これはかわいい!
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中には戦前奈良絵はがきが15枚。
なんでこんなもの見逃したかなあ。
やっぱりまだまだですわね。
他にもあれこれ、50冊以上。
すべてきれいにお手入れしてから智林堂に並びますので、しばしお待ちくださいませ。

下鴨納涼古本まつりは8/16(日)までやってますので、興味のおありのかたはぜひぜひ。
午前10時〜午後6時。最終日は午後4時まで。
古本市はあまり好きじゃないと常々言っていた店主、でも行ってみればけっこう楽しかったらしいですよ。
あれだけの店舗が一同に揃うのも、思い切った処分値で放出されるのも、市ならではですし。
独特の熱気も中に入ってみれば心地よいし。
私もようやく面白さがわかりかけてきたところ。
この情熱が醒めないうちに、さあ次は秋の百万遍知恩寺だ!
楽しみです♪
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by nara-chirindo | 2009-08-14 22:04 | 京都・大阪
さて、まさかの三夜連続でお送りしております。
お待たせしました。
ようやく念願の善行堂初詣でを果たす時がやってまいりました!
しかし私はまたしても、場所をしっかり把握しないまま、まあなんとかなるやろと思っていたのでした。(方向音痴お約束その4・・もういいですか。しつこいですね)
今出川通を東へ東へと歩いて行けば、そのうち着くだろうと。
いやそれは間違いではないけれど。
両手に限界×2の荷物を提げた身ではちっと無謀な距離だったようで。
おかしいな。
私、学生時代の4年間、京都に住んでたんですよ。
ややエリアがずれてるとはいえ、土地鑑あるはずなんですよ。
15年やそこらでこうもダメダメになりますかね。
情けなし。

そんな私が無事善行堂まで辿り着けたのは、ひとえに岡崎武志さんのおかげ。
バスで一緒に連れて行ってくださったのです。
ランチ待ち合わせの時の山本さんといい、本当にお優しい。
ひとりでおろおろする私をちゃんと見てくださっていて、気遣ってくださったのですね。
ありがとうございます。

さ、前置きが長くなりました。
銀閣寺道のバス停からすぐ。
先月オープンしたての善行堂にようやく・・!
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この店構え、なんとも品がありますでしょう。
からりと開ける、明るい茶の引き戸がたいそう風情あり。
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店内もきれい。
ごちゃごちゃしてません。
前々から思っていたのですが、山本さん、おしゃれなかたなのです。
このすっきりした店内にもそれがうかがえますね。
ご自分の理想とされるお店をご自身でこうしようああしようと考えていらっしゃった時、一番楽しかったのではないでしょうか。
自分の店。
それって、究極ですものね。
おめでとうございます。

棚の内容は、あえて内緒にしておきます。
古本好きの人なら何時間でも夢中になりそうな、そんな場所。
まだのおかたはぜひご自身で確かめていらしてくださいまし。

では最後に貴重なツーショットを。
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古本作業にいそしむ店主・山本善行さん&親友・岡崎武志さん。
いい笑顔。
おふたりはとても仲がよくて、そばで見ているだけでこちらまで楽しくなるほどなのです。
違う形でそれぞれの古本道を極めんとされるおふたり。
どうぞいつまでも変わらず仲良しさんでいてください。
またお揃いで奈良へ来られる日を待ってます。
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by nara-chirindo | 2009-08-13 19:19 | 京都・大阪
さてさて昨日の続き。
午後1時、古本祭り本部テント前で待ち合わせ。
かの「sumus」同人の方々が中心となってお昼ご飯を食べましょうという会、スムースランチに参加させていただくことになっていたのです。
私は山本善行さん、岡崎武志さんとほんの少し面識があるだけで、あとは知らないかたばかり。
ドキドキ。
あまり早すぎるのもどうかと思い、1時ジャストに本部前へ。
あれっ、それらしいかたは誰もいませんね・・。
皆さんきっと、古本選びに夢中になって時間を忘れているんだわ。
ちらちらと待ち合わせ場所を気にしながら、近くのブースをひとまわり。
あっ山本さんのお姿が!
でもおひとりだけなのはなぜ??
そう思いながら近づいてご挨拶。
「他のメンバーはみんなもう先に行ったんですよ」と言われてガ〜ン。
早めに集まって、もうとっくにお店に向かわれていたのですね。
山本さんは初参加で勝手のわからない私のために残ってくださっていたのです。
なんと申し訳ない。
なんとお優しい。
出だしからこんな感じで、大丈夫なのか私は?

ランチの会場は「グリル生研」。
事前に地図は見ておいたものの、場所がはっきりつかめずにいたのです。
(↑これまた方向音痴のお約束その3ですわ・・)
ひとりではたぶん辿り着けませんでした。
下鴨神社からひょいと横道を抜けたところにあるお店でした。

皆さんお揃いのところ、恐縮しながら最後に残った席につきます。
総勢14名。
順に自己紹介と、その日買った本の中からこれ!というのを一冊披露。
私はほら、荷物を預けてきちゃってましたから。
ご披露ならず。
京都はもちろん、大阪、神戸、関東からも来られてました。
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あとはランチをいただきつつ、談笑タイム。
智林堂近くのとある名店がご実家だというかたがいらっしゃったり、隣に座ったかたとまったく同じカメラだったり。
今はなき黒猫堂さんを通じて智林堂を知ってくださっていたり。
つながりがあるもんだなあと嬉しくなりました。
林哲夫さんまで、このブログの写真がきれいだと言ってくださって。
ありがたや。

それにしても古本猛者の皆さまはすごいですね。
◯◯書店の棚は最近どうだ、××堂は昔はこうだったと、大変ディープなお話。
長年通い続けてこられたからこそ出来る会話。
知ったかぶりはみっともなかろうと、口をはさまず(はさめず)ひたすら聞いて勉強させていただく。
こういう時、いつも自分はまだまだだなあと思う。
広くて深い古本界の、ほんの入り口に立ったか立たないかというぐらい。
でも、少なくともその自覚はあるのだから、これからどうなってゆくのかだって自分次第というわけで。
うん。ぼちぼち学んでゆきます。

ランチは1時間半ほどで終了。
ぞろぞろと下鴨神社に戻り、ひとまず解散ということに。
しかし私にはまだ果たしていないことがひとつ。
それを果たさずして、京都に来た意味はない!?

またまた明日に続く。。。
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by nara-chirindo | 2009-08-12 21:49 | 京都・大阪