古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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奈良にお住まいで、本好きのかたには朗報でありましょう。
県下最大級規模の新刊書店、啓林堂が奈良ビブレの地下にオープンです。
今時ね、珍しいじゃないですか。
ありがたいじゃないですか。
広いスペースのリニューアルを考えるにあたって、ファッションでもなく飲食でもなく、本でいこうとは。
しかも目と鼻の先、駅前に同じ啓林堂店舗がすでにあるというのにね。
どこのどなたのご英断でこういうことになったのかは存じませんが、あんたはエラい!

オープン初日の本日、もちろん行ってまいりましたよ。
エスカレーターが下るにつれ、そこはかとなく香るのはまぎれもなく新書の匂い。
おぉ、ワンフロアーすべてが本に埋め尽くされている・・!
京都や大阪のおっきな本屋さんに行って感じるのとおんなじ雰囲気。
奈良ではついぞ感じたことのなかったこの雰囲気。

なんせ、奈良では欲しい本は手に入らない、というのが私の中では定説になっていたんです。
(新刊の話です。古本は別にしてですよ)
どこにでもあるような本だけがあって、本当に欲しい本だけは見つからないという。
ネットで探せば簡単なのですが、やっぱり本は手にとってパラパラとめくってみてから買うかどうか決めたいものですから。
中規模店を何軒もハシゴしたあげく、どこにもお目当てが置いてなくってがっかりしたことが今までに何度あったことか。
でもこれからはまずここへ来ればいいのですね。
検索もできるようだし、便利便利。

私もまだささっとひとまわりしてみた程度ですので、これからじっくりお世話になろうと思っています。
オープニングイベントなどもあってしばらくは混雑していそうですが、じきに本屋にふさわしい落ち着いた売り場となることでしょう。

そうそう、さすがオープンしたてだなあ、と思ったこと。
棚にきっちりと本が詰められているので、抜き出しにくいんです。
たくさんのお客さんが訪れて、抜いたり戻したりが繰り返されるうちに、きっとスッと動くようになるのでしょうね。
並ぶ冊数は同じでも、馴染み具合がちがってくるはず。
どの棚もね。
早くそんなふうになるように、多くの人に愛されるお店となるように、本好きのひとりとして願っております。
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by nara-chirindo | 2009-11-27 21:16 | 奈良
古本界のゴッドハンドとも、ソムリエとも呼ばれるあのおかた。
本日、山本善行さんが奈良の古本屋めぐりに来られました。
雑誌「Sanpo magazine」の取材をかねて、ということです。
いや〜嬉しいですね。
雑誌などで取り上げていただけるということももちろんですけど、山本さんご本人と再会できるのがこれまた嬉しい。
おしゃれで気さくで楽しくて優しい、ステキなかたなのです。

さあ、いらっしゃいました。
まずはやっぱり、
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店頭の均一コーナーを入念にチェックですねっ。
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目にもとまらぬ高速めくり技!
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左手に持った本を見つつ、右手はすでに次の本に掛かってます。
さすが〜。

本日のお連れさんはおふたり。
「Sanpo magazine」のcricket007さんと岐阜のインターネット古本屋徒然舎さん
山本さんのご指南を受けながらの古本修行ツアーなのですって。
いいですねいいですね。
私も修行したいなあ。
しかしながら、山本さんはご自分の本選びにひたすら夢中になっておられたような気がしないこともないこともない・・。
そうか、背中を見て学びとれ、と。
厳しくも深〜い教えだったのですね。
失礼いたしました。
今回の奈良古本修行の旅模様は「Sanpo magazine」4号にて掲載される予定だそうです。
乞うご期待。

思えば昨年の3月に初めて智林堂へ来られたあの頃はまだ、ご自身の古本屋「善行堂」は影も形もなかったんですよね。
(あ、影はあったのかもしれません)
今や古本屋同士として、買い取りウラ話なんかも交わせるわけで、それもまたまた嬉しいことでした。
お三人さま、本日はありがとうございました!
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by nara-chirindo | 2009-11-24 23:06 | 智林堂にて

あったかカフェ

お寺や神社に限らず、古い建物というのは魅力的なものです。
奈良に残されているそんな建物のひとつ、あのフトルミン工場跡にて。
とうとうカフェスペースがオープン!
本日、ようやくお伺いすることができました。
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広大な工場跡のうち、事務室として使われていたお部屋を改装されたそうな。
よって、カフェのお名前は「工場跡事務室」です。
読みにくかったり覚えにくかったりする横文字名よりも、逆にかっこいいですね。

中は畳敷き。靴をぬいでお邪魔します。
畳といっても完全に和風の雰囲気だというわけでもないんです。
かといって洋風でもなし。
レトロでもあり、モダンでもあり。
いろいろな要素がうまく調和して、なんとも落ち着く空間に。
さりげなくひざかけを貸してくださって、ほかほかと暖か。
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紅茶については、大変おくわしいあのかたが熱く語ってくださるはずですので、おまかせするとして。
わたくしはほうじ茶と和菓子のセットを。
白玉に添えられた栗あんがおいしいのなんの。
半分こしていただいた焼き菓子のほうも、手作りの優しいお味。
もみじ葉をあしらってあったりするのがまたいい感じ。
他のお客さんが頼んでおられたコロッケパンもめちゃくちゃおいしそうでした。
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本のコーナーがあるとやっぱり嬉しいなあ。
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工場に残されていた瓶たちも美しくディスプレイ。
オーナーさんの、かつてのフトルミン工場に対する深い敬意や愛情がこちらにも伝わってくるよう。
奈良の古い地図も出てきたとのことで、いずれ表装して壁に飾られるそうです。
いわゆるバーズアイの鳥瞰図。
面白そう〜。
ぜひ拝見したいものです。

時間を忘れて、ずいぶんとゆっくりさせていただきました。
外はもう暮れかけていて。
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振り返れば、カフェに灯るあかりがなんともあたたかい。
素敵なお店でした。

場所は東大寺戒壇院の裏手になります。
お向かいのNATIVE WORKS.さんと同じく、金土日祝のみ営業。
くわしくは奈良倶楽部さんのコチラの記事をご覧くださいませ。
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by nara-chirindo | 2009-11-22 21:26 | 奈良

高畑ナンキンハゼ並木

この時期だけのグラデーション。
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絵で描きあらわすとしたなら。
ひと筆ごとに違う色を使いたくなるような。
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注:本当に飛び出してきます。
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by nara-chirindo | 2009-11-18 22:20 | 奈良

しみじみと

本日のお客さま。

60代ぐらいのかたです。
何ヶ月か前から、たまにお見えだったんです。
気がつけば最近はほぼ毎週のように。
おなじみさんに来ていただけるのはこちらとしても嬉しいことで、「あ、いらっしゃいませ〜。寒くなりましたねえ」なんて、少しずつお話するようになったりもして。

たまたま他のお客さんもいらっしゃらず、今日はいつになくたくさんお話してくださったのです。
堰を切ったように。

半年前に奥さまを亡くされたそうな。
そしてまだ、何ひとつ癒えていないそうな。
さびしいてかなんのですって。
何かをやろうとする意欲がわかないし、興味を感じないのですって。
そして死後、奥さまはどこへ行ったのだろうということをふと思って。
理系畑ひとすじで来られたかたなのに、仏教関係の本に答えを求めて古本屋をはしごされているそうな。

大阪にお住まいなんですけど、奥さまは奈良が大好きでしょっちゅうおふたりで来られていたとか。
だから今、奈良を歩いていると奥さまがついて来ているような気がされるそうな。
すぐ横を一緒に歩いているようで、ふと話しかけたりしてしまうそうな。

それをお聞きして。
涙ぐみそうになりました。
実際、奥さまはすぐ隣で歩いていらっしゃるんじゃないかなあ。
きっと優しく微笑みながら。

今週も奈良へ行こ、ついでにあの古本屋にもよってこ、そう思うことで少しでも気をまぎらわすことができるのなら。
いくらでもそのお手伝いをしたい。
お話をただ聞くことだけしかできないけれども。

帰りぎわ、「嫁はんは大事にせなあかんなあ。あんたも旦那を大事にせなあかんで」とおっしゃって。
しみじみ。
伴侶ということについて考えさせられた本日でした。
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by nara-chirindo | 2009-11-15 20:45 | 智林堂にて

OLYMPUS PEN

新しい相棒です。
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カメラのメカニックなことについては、実はなんにも知りません。
基本中の基本だって知らないかも。
どしろうと。

ただ、心が動かされたときにシャッターを押す。
それだけ。
これからもそうやって撮っていきます。

本日、36歳になりました。
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by nara-chirindo | 2009-11-13 22:58 |

幻のTVデビュー?

いや〜、生きていればいろんなことがあるもんですなあ。

本日の夕刻、一本の電話がかかってきたわけですよ。
日本テレビのスタッフのかたから。
何事かと思いますわね。
標準語だし。(←そこか?)

「智林堂さんのブログに載せられている写真を番組内でご紹介させていただけないかと・・」ですって!
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そう。
私の唯一の顔馴染み鹿、東大寺参道の片角の彼の写真をご所望。

「かまいませんけど、そちらの番組に使われるということをこちらのブログに書いてもいいですか?」
と、すかさず頼み返すあたりがブロガー魂。
ネタじゃネタじゃ。

もう少し正面を向いた写真があれば提供してほしいと言われて、何万枚とある膨大なデータをひっくり返して。
計14枚見つかった写真をメールで送って。
その写真にディレクターがOKを出せば企画が通るそうな。
だからホントに使われるかどうかはまだわからないんです。
ただの人騒がせで終わる可能性もアリ。
すごく慌ててる感じだったので、たぶんですよ、予定されてた企画がポシャったか何かで、急遽スタッフがネタ探しを命じられたんじゃないでしょうか。
で、なぜか私のブログがどこかでひっかかったんでしょう。
長いことブログをやってれば、こんなこともあるんですねえ。

さて気になるその番組名とは。
あのスクール革命だ!
・・・え、ご存知ない?
私も。まったくの初耳。
関東圏でしか放送してないんですってよ〜。
あと福島、長崎、鹿児島、沖縄。
あきませんやん。これっぽっちも見れませんやんか。ねえ。

出演者は内村光良、Hey! Say! JUMPの何とかクンと何とかクン(ここらへん判別できなくなって久しい)、オードリーなどなど。
毎週日曜放送の学園バラエティーなんだそうな。
ちょっとここで不安がもたげてきますわね。
学園バラエティーで、片角の鹿の写真を紹介?
どんなあつかいされるんやろ??
あんまり変なふうに使われないといいんだけど。。。

11月15日(日)のお昼に放送だそうです。
鹿児島は1週間遅れ、沖縄は23日遅れ。
もしやご覧になったかたがいらっしゃれば、どんな内容だったか教えてくださいね。
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by nara-chirindo | 2009-11-12 21:27 | 智林堂にて

お得スタンプ

早いこと書かにゃあ、と思いながらのびのびになってました。
そろそろ終わってしまいますがな。
正倉院展期間(11/12まで)に合わせた恒例のスタンプラリー、今年もおこなわれてますよ〜。
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まずは駅周辺や各店でこういう冊子を手にいれてくださいまし。
「あるくん奈良」というネーミングがちょっとかわいい。
近鉄奈良駅や国立博物館など7ヶ所のポイントをめぐってスタンプを集めます。
それ以外にも、ラリーに参加しているお店で買い物or飲食or宿泊すればスタンプはどんどんたまります。
で、スタンプ3つごとにワンチャンス。
正倉院文様オリジナル風呂敷(900名)か奈良市内ペア宿泊券(10組20名)が当たるそうな。
外れてももれなくポストカード(正倉院文様・せんとくん・まんとくん)1枚。正倉院文様のが欲しいな〜。

そしてこの冊子、地図としてもなかなかすぐれものであります。
4つのおすすめコースを紹介してあって、所要時間などもバッチリ。
さらに圧巻の商店街MAP付き。
ガイド本のMAPではここまで網羅してません。
ラリー参加の約400店舗がずら〜り!

もちろん智林堂書店も載っております。
そして、ここだけの話。
老舗の服屋さんや和菓子屋さんや喫茶店や、そうそうたる顔ぶれがずらりと並ぶ中、実はうちが一番お得なスタンプスポットなんじゃないかと思うわけです。
だってうちには。
衝撃の20円均一コーナーがありますもの。
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20円だろうと、1万円だろうと。
お買い上げごとにスタンプひとつ、押させていただきますよ。
自作消しゴムはんこの出番がやっと来た☆
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by nara-chirindo | 2009-11-08 21:00 | 智林堂にて

イタ車×奈良鹿コラボ

今朝、ネットで見かけたニュースにびっくり。
イタリアの自動車メーカー、フィアット社がですよ。
奈良県と協定を結んでですよ。
関連グッズに奈良県産の鹿革を使用することになったんですって!
(くわしくはコチラを)

・・・へぇ〜〜。で?
と思ってらっしゃいますね。
いやいやいや。
私にとってはデカいニュースなんですってば。
だって私の愛車は、今時のではないけれど、れっきとしたフィアット製。
そしてわたくし、毎日鹿とふれあうれっきとした奈良っこ。
奈良でフィアット車に乗っているかたは他にもいらっしゃるでしょうが、かつ、鹿にも縁がある人となるとほんの数人なんじゃないでしょか。
このプロジェクトのターゲットはずばり私?私なの??(違う)
少なくとも、このニュースに今もっとも興奮している人ベスト3には入っている自信あり。

それにしてもイタ車と奈良鹿って。
どこからどうつながったご縁なんでしょうね。
はっもしや私?私が招いた事態なの??(違うって)
自分の愛するものふたつが思いもよらないところでつながって、不思議な気分です。
奈良で走らせるフィアットパンダ、ますます愛着がわきそう。
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路上で完全エンストあそばして、レッカーで運ばれて入院したことも2度ほどありますが。
痛車と呼ばないで☆
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by nara-chirindo | 2009-11-05 20:00 |

飛火野の秋

どれだけ見慣れていても、やっぱり毎年心を動かされるのです。
いま、飛火野がとってもキレイ。
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公園でもなく、広場でもなく。
な〜んにもない丘。
その何にもなさがいいところ。
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整然と並ぶ街路樹としてのナンキンハゼもいいけれど、緑の中にぽつりぽつりとある樹のほうが紅色がひきたって。
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こんなミニサイズでもしっかり紅葉。
根元に散らばる黒くて丸いものはお気になさらずに☆
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by nara-chirindo | 2009-11-01 20:16 | 奈良