古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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<   2010年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

お寺に好き嫌いがあるのも不思議なものだけれど、唐招提寺は、最初に訪れた時に「あ、ここはなんか好き」と思ったものでした。
すぐお隣の薬師寺よりもずっと好き。
それなのにどうしてこんなに間があいてしまったのか。
実に20年ぶりの再訪であります。
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広い境内は伸びやかで、のどかで、威圧感がなくて。
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緑に覆われた小径が気持ちいい。
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池の亀も、もはや泳いでさえおらず。
あるかなしかの波紋に流されるまま脱力してボケ〜ッと漂ってます。
周りに巨大おたまじゃくしがスイスイしているのも気にならないよう。
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土塀もたくさん残っています。
穿たれた穴から見えている向こうの緑は、
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鑑真和上御廟前の苔の庭。
つやつやしてビロードみたい。
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たくさんの人々の、鑑真和上への深い敬愛の想いがこの静かで美しい墓所から感じられます。
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またしばし緑の小径をゆき。
気づいたことは、このお寺は整備されすぎていないのがいいんだな、ということ。
土塀に崩れた箇所もあり、雑草の生い茂る場所もあり。
池の周りにも過剰な囲いなどがなくて。
でも荒れた印象はまったくないんです。
すべてが自然。
整然とととのえられた空間が心地よいとは限らないのですね。
商売気がないのか、案内板や説明書きがほとんどないのもまた好ましい。
お寺が商売気丸出しでどないすんねん、と思いますもん。

さてこの時期に唐招提寺へくるということは、お目当てがあるわけです。
難しい漢字を書くあの花の、気になる開花状況は?
明日に続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-04-30 22:07 | 奈良

お知らせ

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明日29日は木曜ですが、営業いたします。
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by nara-chirindo | 2010-04-28 20:31 | 智林堂にて

倶楽部活動報告

本日、久々の乙女部部活動日。
まずは一限目、腹ごしらえ。
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タレなしでいただく絶品羽根つきぎょうざ、ほとばしる肉汁!
何が入ってんねんやろと首をひねったって、家では出せないこの味。
ごちそうさまです。

2限目はうって変わりまして。
とある旧家を訪ね、歴史あるお雛さまを拝見させていただく会。
ざっと80数年以上前のお雛さま。
圧巻です。眼福です。
いや、その前に、まずは江戸末期から続くおうちそのものが素晴らしいこと。
写真ですか?
それがですね、1枚も撮っておりませんです。
奈良ブロガーがその場に集結していたにもかかわらず、誰も言いださず。
私はデカいカメラをむき出しで持っていましたので、言いだすとしたら私だったかもしれなかったのですが。
・・言えませんて。
雰囲気にのまれるとはこのことか。
でも決して高飛車なわけではなく、むしろとても謙虚で控えめでいらっしゃって。
本物とはそういうものですよね。
真のお上品さにふれさせていただきました。

そして3限目。
県花ナラノヤエザクラ原木の咲き具合を確かめに、知足院へ。
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東大寺塔頭のひとつながら、かなり外れた位置にあるのでわざわざ訪ねる人は少ないところ。
わずかに、水彩画のスケッチをする人がひとりふたり。
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奈良で一番花期の遅い桜だけあって、まだちらほら咲き。
でもいったん咲くと3日間で終わるとも言われています。
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よく見ると、フェンスがこの樹の生育をさまたげないような形に作られていました。
こういう気遣いって好き。
もちろん風情からいえばフェンスなんかない方がいいわけですが、土地柄鹿害を避けるため仕方がありませんね。

では知足院本堂へ移動。
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途中の斜面に古い瓦が整然と積んであって気になる。
ひとり道をそれる私。
そしてもうひとり。
お嬢さん、いくら近道だからって危ないよ〜。
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そんな面白いかっこしたら写しちゃうよ〜。
写真、ちょっと小さくしとこ。
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本堂は俗っぽさがなくて本当に静か。
なんとなく、夏が似合いそうな場所。
濃い緑と蝉の声、木陰に吹きわたる涼風。
そんな季節にまた来てみたい。

最後の4限目。
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奈良倶楽部さんにてホームルーム。
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奈良のディープなお話あれやこれやを聞かせていただく。
ふんふん。
私はまだまだものを知らないな。
人と話すというのは、自分の知らない何か、自分に足りない何かを教えてもらうことなんだな。
いつもそんなふうに感じさせてくださる、素敵な先輩、素敵なお友達。
ありがとうございました。

そして帰宅。
おみやげは高山のおかき。
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さ、ど〜っちだ。
いやどっちもあげないけどね☆
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by nara-chirindo | 2010-04-26 22:11 | 奈良
今年の桜シーズンもやれやれ終わったと、ひと安心されている皆さま。
まだまだこころ乱されてくださいまし。
奈良公園には八重桜が多いので、まだそこかしこが桜色なのです。
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ぽってり、こってり、ゆさゆさのボリューム感に、ちょっといくらなんでも咲きすぎちゃうん、と思ったりもするけれど。
ひとつひとつの花をとっくり見れば、これはこれでやっぱり愛らしくて。
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花びらが多いぶん、花吹雪もまた惜しみなく、豪奢。
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by nara-chirindo | 2010-04-23 22:57 | 奈良
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よ〜く見ると・・・横から誰かのぞいてます。
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東大寺の鹿はあいかわらず。参道ど真ん中にドーン。
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片角くんも元気。
君は君の知らないところでテレビに出たんやで。
ギャラはもらってないねん、ごめんなあ。
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よ〜〜っく見ると・・・鼻に花がついてます。

奈良公園の鹿は人を信じているから、こんなに平和。
ずっとそうであってほしい。
この瞳に怯えの色が浮かびませんように。
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by nara-chirindo | 2010-04-21 23:27 | 奈良

春のしあわせ

またまた、今年もいただきました。
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掘りたてタケノコのおすそわけ♪
まだしっとりしていて、土の香りがほわほわと。
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大きいのが3つ、さらにおまけのちびタケノコ付き。
こりゃ柔らかくておいしそうだわ。

ん、あれ、なんか数が増えてる??
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新発見。
うちの猫の毛色はタケノコ色だったのか!
焦げ茶の短い毛が、そっくり。
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ま、ややこしいので君は袋にでも入っておきたまえ。

米ぬかも一緒にいただいたから、すぐにあく抜きできて助かるなあ。
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先を斜めに切り落とすとなんとキレイな輪っか。
ここから時間をかけてゆでで、さまして、何重もの皮をむいて。
その後のおいしさを思えば、手間ひまもなんのその。
むしろ楽しい時間。
タケノコご飯、若竹煮、お吸い物、パスタ、あとは何にしよう。

春の、しあわせの味。
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by nara-chirindo | 2010-04-17 19:36 | 我が家
さて長々とおつきあいいただきました「歩く大阪」シリーズ。
ようやく最終回です。
念願のこのはな文庫さんへ。
このはな文庫さんはイベント出店やネットオークションを主な活動の場としていらっしゃったのですが、昨年6月にここ船場ビルディング内に実店舗をオープンされました。
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白い本棚が目にもさわやか。明るい雰囲気がいいですね。
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ところどころにさりげなく飾られたボタンたち。
どこを見ても、このはなさんらしさの伝わってくるお店なのです。

古本だけのお店ではないので冊数はそう多くありません。
でもだからこそ、選ばれた本だけが並んでます。
硬軟とりまぜ、ジャンルも幅広く。
前々から探していた本があっさり置いてあったりして、さすがですわ。
気がつけばずいぶんと長居させていただいてました。
居心地のいい空間でした。
またきっとお伺いいたします。
今後もますますのご発展を!

営業は基本的に土曜日ですが、お休みされることもあり、他の曜日に開けておられることもありということですので、くわしくはお問い合わせください。(→このはな文庫について

・・おまけ。
電車の中で読むのは危険だと、このはなさんのお墨付き。
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せっかく手に入れた宮沢章夫本ですもの。
帰りの車中で果敢にチャレンジ。
「プッ」と噴き出すのはなんとか抑えて、満員の近鉄電車の中、「クッ」と口元をぴくぴくさせながら奈良まで帰りました。
我慢できずにいつ「ブハッ」となっちゃうかと思うと、スリル満点。
おかげさまで最後まで楽しかったです。
たまには奈良を出るのもいいな。
さ、次はどこへ行こう。
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by nara-chirindo | 2010-04-14 21:39 | 京都・大阪
大変長らくお待たせいたしました。
てくてくてくてくと、歩きに歩いた大阪。
ゴールは船場ビルディング2階、このはな文庫さんであります。
Art-synchs by ボタン王子のお店の一角にて。
古本とボタンのコラボとはこれいかに?
それではお邪魔いたしましょう。
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おいしそう。。。
じゃなくて、キレイなものがいっぱい!
乙女度の低い私でも、うっとりしてしまう。
お店全体が宝箱みたいだなあ。
ボタンと言っても色も素材も本当にさまざまで、陶製のものもあったりして、もはや芸術作品。
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ちっちゃな額にいれても絵になるのです。
写真ではわかりにくいと思いますが、これは繊細な線で子鹿が描かれているんですよ。
他にもビーズや布地などなどかわいいものがたくさんあって、手芸好きなかたなら時が経つのも忘れることでありましょう。

乙女的世界を満喫させていただいたところで、ではそろそろ本棚を拝見いたしましょうか。
あともうちょいとだけ続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-04-11 16:53 | 京都・大阪
さてふたたび話は大阪に戻りまして。
重厚なレトロビルが点在する界隈へ。
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ビルとビルに挟まれて、いまだ現役でがんばるおうちもあったり。
建物を見て歩くだけでもけっこう面白いものです。

しかしなんといっても、レトロビル決定版といえばここ!
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淡路町の船場ビルディング。
実は今回の大阪行きの最終目的は、このビルの中のとあるお店を訪ねることだったのでした。
ようやくたどりつきましたよ。
ではさっそくそのお店へ・・と言いたいところですが、いやいやいや、もうちょっとだけお待ちくださいな。
だってこのビル、すごいんですから。
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竣工は大正14年。
エントランスから中庭に荷馬車が乗り入れられるよう、スロープ設計になっているのが斬新。
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今は皆さん自転車を乗り入れていらっしゃってて、それもまたおしゃれ。
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足元のレンガはなんと木製で、年輪が刻まれています。
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明るい光のふりそそぐ中庭を囲んで、各種店舗やギャラリーや会社事務所など、テナントはほぼ埋まっているようでした。
きっと人気あるんでしょうねえ。
こんなところで仕事ができたら毎日通うだけでも楽しそうですものね。
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横に並ぶ各部屋はなんだか学校の教室のよう。
プライバシーは保たれつつ、お店同士仲良くなって言葉を交わしたりということもしやすそうな雰囲気。
真ん中の明るいパティオが何よりも効いているんでしょうね。
外観はそんなに目立つ感じではないのに、一歩中へ入るとなにかここだけ違う風が吹いているような。
この設計が大正時代だというんだからすごいことですわ。
それが今でも大事に残されているというのもすごい。
さらに飾り物じゃなくちゃんと現役の商業ビルだというのがまたすごい。
こんな建物がある大阪は、さすが商都!

よし、もうじゅうぶん堪能させていただきました。
そろそろ肝心のお店を訪ねないとね。
というわけで、またまた続く。。。
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by nara-chirindo | 2010-04-07 17:21 | 京都・大阪

桜の興福寺

勝手に大長編企画「歩く大阪」の途中ではありますが、今日はひと休み。
せっかくの桜シーズンですから。
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興福寺は興福寺でも、人波でごったがえすあたりをちょっと避けて。
ひっそり静かに塔と桜の写真を撮ることのできる場所があるのでした。
しげぞう先輩、教えてくださってありがとうございます。

そして今年もやっぱりいた!
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桜がちょうど満開の頃になると奈良にあらわれる、中国人スタッフによる謎のウエディング撮影隊。
2年前は浮見堂にて遭遇。
氷室神社での目撃談もあり。
一度きりならともかく、毎年となるとほんまに謎ですわ。
どなたか詳細をご存知のかた、いらっしゃいます??
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by nara-chirindo | 2010-04-04 20:59 | 奈良