古都奈良の古本屋 智林堂書店のブログです。店主代理が綴る、本と人との一期一会な日々♪      近鉄奈良駅から徒歩5分ほど、もちいどの商店街内。不定休。11時から18時半頃。0742-24-2544


by nara-chirindo
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ちっちゃいお知らせ

かねてよりお知らせしておりました通り、智林堂店主はウクライナへと旅だってゆきました。
何事もなく、と言いたいところですが。
出発間際に店主から電話がありましてね、「張り紙してくるの忘れた!」

はいはい。
私が行ってまいりましょう。
ストーブの消し忘れとかじゃなくて良かった。
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シャッターを降ろした店内。
ああ、なんだか妙に落ち着く空間。
家とは別のところにも自分の居場所があるっていいな。
学生時代の、クラブの部室のような感じです。

さて張り紙は、と。
用意はしておいたのに、張って帰るのを忘れたんですってよ。
あったあった。
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うぅ。愛想のない。
旅に出るため、とか、勝手ながら、とか。
なにかひと言ほしかった。
それにこれ、ちっちゃくないですか?
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ほらあ〜。

かなり近づいていただかないと読み取れなくて恐縮です。
6/8(火)まで智林堂は休業いたします。
しばらくの間、ご不便ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
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by nara-chirindo | 2010-05-28 14:59 | 智林堂にて

「ブ」セール参戦記

本日朝9時半。
向かったのは智林堂、ではなくて・・
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雨に濡れそぼつブックオフ新大宮店!
当然まだ開店前です。
お目当ては単行本500円均一セール。
普段2000円3000円するような本でもオール500円。
何日間かあるならともかく、1日限り。
これを見逃すわけにはいきませんね。
助っ人として、店主から緊急召集がかかったのでした。
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早めに行ったのと雨なのが幸いしてか、私が一番乗り。
5分ほど待って店主も到着。
ふたりしてガラス扉に張り付くように開店を待ちます。
いつの間にか後ろには7、8人並んでいる気配。
足踏みしている人もいて徐々に高まる緊張感。
店主もズボンのベルトをきゅっと締め直したりして(←たぶん無意識)。
そろそろ10時ジャスト。
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3、2、1、GO!

・・・すごすぎ。
話には聞いていたけど、こんな殺気立った現場に居合わせたの初めて。
ヘタしたら怪我しますわ。
並んでた順番もなんのその、開きかけた扉を押し開けてカゴを奪って単行本棚へ猪突猛進。
本を抜くのも1冊ずつなんかじゃないんです。
両手を広げて持てるだけ取って、カゴにどさっ。
めぼしい棚はあっという間にからっぽ。

私?
私は・・ウロウロしてました。
店主が一瞬でてんこ盛りにしたカゴふたつを取られないよう見守ったり。
やや状況が落ちついてから私も何冊かピックアップしてみたけど、店主に「100円やったら買うけど500円やったらいらん」と却下されまくって、「これはいけるな」と言ってもらえたのは3冊ほど。
古本猛者が見落とした中から拾えたんだもの、まあいいか。

残り福でいつもの100円均一コーナーでもいい本が見つかって、まずまずの収穫だったようです。
1時間半ほどねばりましたかね。
車のトランクにぎっしり積み込んで帰ろうとしたら、目の前をよろよろと自転車が。
開店直後に店主を突き飛ばさんばかりにトップ争いした人。
この大雨の中、自転車だったんだ。
その根性、その執念、たいしたもんです。
本は濡らさないで帰れたかしら。

そんなわけで、智林堂にまたまたいろいろ新入荷です。
随時棚に並べますのでお楽しみに。
私が選んだ3冊、目の前で買ってもらえたら嬉しいだろうな。
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by nara-chirindo | 2010-05-23 20:48 | 智林堂にて

またまたお知らせ

ちょっと体調を崩しておりまして、気づけば一週間もブログを放置してしまいました。
ペースダウンしながらもまたぼちぼちと書ける時に書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて。
またしても毎度おなじみ、このセリフを皆さんにお伝えしなければ。
ではご一緒にどうぞ。
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  「智林堂店主は、旅が好きーーーーーーーーーー!!」

今度はウクライナですって。
はて、ウクライナ??
・・だめだ。何も関連ワードが浮かんでこない。
私の脳内引き出しの中にウクライナという項目はないみたい。
wikiってみたらばウクライナ人は親日的だそうなので、そりゃ良かった。
気をつけていってらっしゃいまし。

というわけでして、大変申し訳ありません。
智林堂は来週5/27(木)〜6/8(火)までお休みさせていただきます。
6/9(水)から通常通り営業再開いたします。
その間、私は日本に、と言いますか相も変わらずずう〜っと奈良におりますので、お問い合わせなどは当ブログを通じてご連絡ください。
できる限り対応させていただきます。
(店主の帰国までお待ちいただく場合もあることをご了承ください)

さ、常連さんの皆さまがた。
あと一週間ほどとなりましたので、お目当ての本などありましたらお早めにご来店くださいませ♪
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by nara-chirindo | 2010-05-20 14:49 | 智林堂にて

見納め三月堂

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いよいよ来週18日(火)より、東大寺法華堂(三月堂)は拝観停止期間に入ります。
須弥壇の大々的な修復がおこなわれるそうな。
今の形での内陣を拝観できるのは最後とあっては、行っておかないと。

と思ったら・・
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今日は遠足やら修学旅行やら大当たりの日だったようです。
わらわらわらと。
しまった、もっと朝早くに来ればよかった。
私が入堂料おひとり500円也を払い、すぐ後ろに並んでた男性が言うことには「高校生108名!」
ひゃくはちだとぅ??
とても落ちついて拝観できる状況ではなく。
高校生、当たり前ながら仏像にはあんまり興味がないみたい。
国宝大集合なんだけどね。
ひとりだけ、本尊に向かってすごく綺麗な形で手を合わせ深々と礼をしていた女の子がいて、見とれてしまいました。
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波にもまれるように外へ押し出され。
あとは外から建物をじっくり観ましょうか。
側面の、向かって左側が天平時代の正堂、右側が鎌倉時代の礼堂。
約400年の隔たりのある建物が、違和感なくつなげられています。
鎌倉当時の、その建築技術に感服。
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このあたりがちょうどつなぎめかな?
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お隣二月堂の石段からは屋根部分が見おろせます。
700年代からこの場所にある、奇跡のようなお堂。

しかし。
そんなことは知っちゃいない小学生男子たち。
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その1、くさりブランコ男子。
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その2、石段横スロープすべり台男子。
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その3、怪我して消毒男子。

まあちょっとでも奈良のお寺が思い出に残ってくれればいいよ。
大っきくなったら彼女を連れてまた来てね。
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見納めの三月堂を心静かに拝観したいかたには、朝早くに行かれることをおすすめします。
今の時期は7時半から開門していますよ。
くわしくは東大寺HPをどうぞ。
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by nara-chirindo | 2010-05-13 22:06 | 奈良

甲子園はアツかった!

昨日は店番を休ませていただきまして。
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甲子園球場まで遠征してまいりました。
阪神×広島戦を観に。
似合わないって?
そうでしょ。
野球のルール、こまかいところまでは全然知りませんもん。
ゲッツーはわかっても、タッチアップだとか、振り逃げだとか、そのあたりはもうイマイチ。
まあ阪神の選手のひととおりぐらいは知ってます。
一番好きなのは、下柳投手。
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ということで、お昼は「下柳の五島うどん長崎ちゃんぽん風」に決定。
野菜と魚介が多めでなかなかヘルシー。
ただ、炎天下の3塁アルプス席で食べるにはアツすぎた。。。
他にも各選手の名前を冠したお弁当がいろいろあって面白いです。
「鉄腕久保田のメガランチ」はおそろしいボリュームだったり。
「金本兄貴のスタミナハラミ丼」てのもすごそう。
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「セッキー幕の内弁当」の関本選手は奈良県出身なので、大和肉鶏と奈良漬け入り。
そしてもちろんビールビール♪
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アサヒ、ではなくて
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ここはやはり某お嬢さまに敬意を表し、キリンをチョイス。
昼間に外で呑むビールは効くわ〜。

観戦素人の悲しさでだいぶ早く着いてしまったので、試合が始まるまでまだまだ時間があります。
両軍の練習風景を眺めながらのんびり。
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ちびっこのユニフォーム姿はかわいいな、とか。
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カップルで別球団のファンってこともあるんやな、とか。
何もかもが物珍しい。
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トラッキーのパフォーマンスやら始球式やらなんだかんだあって、ようやく2時。
さあ試合開始!

・・・見えん。遠すぎる。
けっこう前の席だったから喜んでたのに、もっと後ろで高い位置のほうがよく見えたかも。
テレビと違ってストライクかボールか微妙なところなんてもう全然。
周りがどよめいてから、ん、今なんかあった?とキョロキョロする始末。
キョロキョロついでに気づいたことに、
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広島応援団が占める赤い一角があって、そのど真ん中になぜかたったひとりだけ阪神ファンが。
ちゃんと帽子かぶってユニフォーム着て。
どうしてそんなことになったのかな。
阪神の攻撃の時はひとりでもちゃんと応援してはりました。

先発の若き鶴くんがボール球連発でひやひやしたり、ブラゼルのHRが出たり、そんなこんなで早くも7回。
阪神ファン、みんな試合も観ずにせっせと準備。
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キレイ!
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掃除が大変だろうけれど。。。
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暴れ球久保田劇場の後は守護神藤川球児。
あとひとり、あと一球コールが最高潮に盛りあがる中、ぴしゃり。
4対3で勝ちました。

こまかいところまで見えなくても、やっぱり生の雰囲気はいいもので。
ここにはとても書けないお下劣なヤジの応酬もふくめ、面白かったな〜。
熱気のさめやらぬ甲子園をあとにして、静かな奈良に帰り着いたのは晩8時。
デイゲームでこれだから、ナイトゲーム延長戦なんかだと帰ってこられないのか、もしかして。
もうちょっと近かったらもっと気軽に行けるのになあ。
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甲子園名物のツタが壁一面をおおうほどになるまでに、また行ってみたいものです。
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by nara-chirindo | 2010-05-10 21:56

藤づくし

ただの通りすがりという人はたぶんほとんどいなくて。
この時期この場所に来る人のお目当ては、皆さん同じなのです。
おやあなたもですね、と言葉は交わさずともなんとなく目顔で挨拶したりして。

奥飛火野は、知る人ぞ知る野生藤の楽園。
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ひっそりと花だけに向き合って絵を描く。
きっと至福のときなんだろうなあ。
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大きいキャンパスを抱えてさらに奥へ進む人も。
こんな画布いっぱいに藤を描いたら圧巻でしょうね。
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残念ながら、今年は花房の数がずいぶん少ないみたい。
去年が滝のように流れる見事な咲きっぷりだったから、今年はいわゆる裏年なんでしょうか。
また来年に期待することにしてと。

あちらの藤はどうかな〜。
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見えてきた見えてきた。
朱塗りの額縁の向こうに、名藤「砂ずりの藤」。
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年度別最長記録の一覧表が掲示してあって。
近年では平成15年の1メートル72センチというのが一番長かったようです。
去年は1メートル20センチ。
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今年もまだまだ伸びそう。
あんまり長さにこだわるのもどうかと思わないでもないですけどね。
きれいな花を見て、単純に、わあきれい・・!
ただそれだけでもいいんじゃないか、なんて。
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帰り道の参道では高いところに白藤も。
高すぎて花のアップは撮れなかったけれど、
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石燈籠の上にはらはらと。
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よくよく見れば藤の花模様の刻まれた燈籠もあるし。
春日大社もまた、美しき藤の園。

さて明日は、うってかわって大変にやかましい場所へ遠征してきます。
行くからには楽しんでくるつもり。
風船をとばしてまいります。
テレビ中継もあるから映っちゃうかも。
探さないでね。
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by nara-chirindo | 2010-05-08 22:33 | 奈良

愛車が乗っ取られるまで

連休初日のパンダ。
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そして連休最終日のパンダ。
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ひぃーー−!!
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by nara-chirindo | 2010-05-06 21:11 |
さて若葉の映える唐招提寺を後にしまして。
せっかく西ノ京まで来たなら、お昼ごはんはやっぱりパルロワカフェで。
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初めてのカレーも美味しかったです。

では腹ごなしにちょっと歩きましょう。
このあたり、細くて曲がった道が多く、かなり複雑。かなり楽しい。
住宅街の、それぞれによく手入れされたお庭の花などに目を奪われつつ。
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ほとんど迷子になりかけた頃、前方に見えてきたのは・・
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ぽっこりと緑のかたまり。
おお、あれはまさしく垂仁天皇陵
西大寺駅から橿原方面へ近鉄電車に乗ったらば、尼ケ辻駅を越えたあたりで右手方向の車窓に見えてきますよね。
通学などにこの路線を使われていたかたには懐かしい光景なのでは。
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手前には、天皇の命により不老不死の果実を探し求めた田道間守の墓とされる小島がちゃんとあります。
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濠は満々と水を湛えていて。
静謐。
はるか古代から同じ姿で守られている場所。
その歴史を思うと涙が出そう。
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濠沿いに歩けるよう小道が続いていました。
御陵からは時折鳥の鳴き声が聞こえてきます。
今は野鳥や小動物たちの楽園なんだろうなあ。
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ぐるっと一周もできそうでしたが、今日はここまで。
緑の濃い西ノ京界隈、とてもいいところでした。

そしておみやげ。
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たまうさぎの素朴なきなこだんごは一本63円。
すごく人気のあるお店だそうな。

もひとつおみやげ。
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↑すでに半分ぐらいしかあらへんがなって?
ま、よくお気づきで☆
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by nara-chirindo | 2010-05-03 22:18 | 奈良
この時期の唐招提寺は、瓊花(けいか)がちょうど見頃です。
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鑑真和上の故郷の名花。
ガクアジサイに似た感じだと聞いていて、それはその通りなのですが。
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こんなに背丈があるとは思ってなかったな〜。
一番大きい樹で3メートル近くあったでしょうか。
花も上から下までたくさん咲いていて、見事でした。
今年は5/5(水)まで一般公開されるそうです。
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さてまたまた緑の小径を散策。
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もしかして一番いい時期に来たのかも。
どちらを向いても、瑞々しく美しい眺め。
松尾芭蕉が鑑真和上坐像を拝し「若葉して 御目の雫 拭はばや」と詠んだのもきっとこの季節だったのでしょうね。

詠んだといえばこちらも。
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会津八一の歌碑もひっそりと。
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八一のうたった「まろきはしら」にそっと触れてみれば、たしかにふっくらとして。
あたたかい手触りでした。
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瓊花といい、芭蕉の句碑といい。
唐招提寺に行かれるなら、この時期が一番いいように思います。
ひと雨ごとに緑が深くなる、ちょうど連休の頃。
心穏やかに、そして心豊かになれること、請け負います。

最後におまけ。
門を出て、真正面の売店。
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松が・・!
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by nara-chirindo | 2010-05-01 22:30 | 奈良