店主代理おすすめ本8『ネオ・ヌルの時代』
2007年 04月 09日
小学校高学年から高校生になるぐらいまで、私が最もはまっていた作家。
それは筒井康隆です。
おませさんですね〜。
一時私の本棚は真っ赤でした。
(当時、筒井康隆の文庫本は新潮も文春も角川も集英社も背表紙が赤系色だったのです。)
ある時期までの全作品、今でも自宅に大事に置いてあります。
最近は古本屋ではあまり見かけないようですね。
やっと智林堂に入ったと思ったら、ずいぶんマニアックなものでした。
『ネオ・ヌルの時代』PART1/ PART2
筒井康隆編 1985年 各¥200
筒井康隆主催の伝説的SF同人誌「NULL」に掲載された作品とその寸評 集。この同人誌からかんべむさしや夢枕獏が輩出。
作品はかなり稚拙なものも多いです。
作品自体より、筒井康隆による寸評がよっぽど面白いです。
元々は1960年代に、旧「NULL」という筒井康隆が父親と兄弟達とで作り上げた家族同人誌があり、それが江戸川乱歩の目に留まって流行作家の道を歩みだしたそうです。
新「NULL」は筒井康隆ファンの若者達の集いといった感じです。
読み物として面白いとは言いがたいかもしれませんが、個人的にあまりに懐かしく、また少々珍しくもあるので取り上げました。
それは筒井康隆です。
おませさんですね〜。
一時私の本棚は真っ赤でした。
(当時、筒井康隆の文庫本は新潮も文春も角川も集英社も背表紙が赤系色だったのです。)
ある時期までの全作品、今でも自宅に大事に置いてあります。
最近は古本屋ではあまり見かけないようですね。
やっと智林堂に入ったと思ったら、ずいぶんマニアックなものでした。
『ネオ・ヌルの時代』PART1/ PART2
筒井康隆編 1985年 各¥200
筒井康隆主催の伝説的SF同人誌「NULL」に掲載された作品とその寸評 集。この同人誌からかんべむさしや夢枕獏が輩出。
作品はかなり稚拙なものも多いです。
作品自体より、筒井康隆による寸評がよっぽど面白いです。
元々は1960年代に、旧「NULL」という筒井康隆が父親と兄弟達とで作り上げた家族同人誌があり、それが江戸川乱歩の目に留まって流行作家の道を歩みだしたそうです。
新「NULL」は筒井康隆ファンの若者達の集いといった感じです。
読み物として面白いとは言いがたいかもしれませんが、個人的にあまりに懐かしく、また少々珍しくもあるので取り上げました。
by nara-chirindo
| 2007-04-09 20:47
| 店主代理おすすめの一冊